2013年10月31日木曜日

振り抜き重視 with インパクトフィックス

昨日から急に体調を崩し、不気味な一日を過ごした後でアパートに戻るとドンドンと熱が上昇し、ついに38.3度までになりました。
栄養ドリンク・葛根湯・総合栄養剤だけでとにかく寝る・寝る・寝るを続けた結果、朝には36度台に戻りその後は何と35度7部まで下がって平熱が何なんだか訳わからなくなりました(笑)

従いゴルフ関連記事は数日前のものです。




インパクトフィックス強化により、全体のコーディネーションに変化が見られフォローでの 「手が胸の前」 状態が出来て来ています。左肩の引きにも通じるこの動きは飛ばし屋に見られる動きで従来私は全く出来ていなかったものですね。

左肩がグッと引けながら回るということは右膝・右腿・右お尻がグッと押し込まれることと人間の身体では同義となります。このスイングをブラッシュアップしていけば少し飛ぶようになるかも知れません。と言うか飛ぶようになると思います!!(キッパリ)




ここで、未だ Both Arm Straight になっていませんね。いい兆候です。




こうやってGIFアニメにしちゃうと、無残にもテークバックでの揺さぶりが見えてしまいますが・・・。マン振り気味になるとどうしてもでちゃいますね、昔の名前で・・・・(笑)。

でも、まあその後のダウンに入ってからのヘッドポジションはかなり固定されているから、今のところは大目に見ましょう。







もうちょっと養生して完全復活しないと!!


2013年10月29日火曜日

やっぱりインパクトフィックス♪



The Golfing Machine では Impact Fix を非常に重要に考えています。聞き慣れない言葉でしょうが、上の写真のようにインパクトを静的に再現することを言います。

練習する時にはこのインパクトフィックスを行って、インパクトのカタチをイメージ&マッスルメモリーすることで、ハンドファーストでありフラットレフトリストな実際のインパクトを目指すものです。

昔、ゲーリー・プレーヤーがスイング始動のキッカケとして Forward Press というのをやっていましたが、この2つを混同しないようにしなればなりません。




少し極端ですが、この写真がフォワードプレスの動きになります。身体よりもむしろ手を飛球線側に出すことによりキッカケを掴むもので、余り身体は動かしません。実際にはゲーリーはもっとインパクトフィックスに近い動きをしていましたが、多くはこの写真のような動きをフォワードプレスと言っているようです。


これに対して、インパクトフィックスはグリップの強さはミニマムなまま腕も脱力したままで、ヒップターンのみで行います。モチロン、グリップは少し飛球線方向に動きますが、これはパッシブ(受動的)な動きなのです。


インパクトフィックスを強く意識してトライアルを続けた結果、かなりコネクションが強くなりました。特にフォロー後半フィニッシュにかけて、私がこのところ注目していたポイントでの動きが良くなったと思います。




インパクトでのヒップクリアが強くなったこと、左膝がよりストレートに伸びてきたことがわかります。






皆さんも是非お試しください。




2013年10月23日水曜日

最後まで振り切る!!



大変バランスの良い、優美な7番アイアンのフィニッシュです。(笑)
通常のレッスンで目指すのはこのカタチであることに異論は無いと思います。

私もインストラクターの端くれとして、基本このフィニッシュを目指しており、ご一緒するプレーヤーからは 「スムースで力が抜けていて柔らかいスイングですね♪」とか言われることも多いです。
でも・・・・・・・。
問題は人間には飛ばしたいという欲望が強いと言うことなのですね。

「飛ばしたい」 と思った瞬間に

① どこかでチカラが入る
② バランスが崩れる
③ スピードダウンする

結局、飛距離アップするどころか飛距離ダウンしてしまうのですね。だから、チカラを入れないようにスムースにこんなフィニッシュを目指してください。って言うのは簡単ですが、それだけじゃ生徒さんが上達する訳じゃないですよね。




では、このフィニッシュはどうでしょう??

見えている背中の面積、シャフトの長さなど随分と違ってます。残念ながら 「優雅」 ではないかも知れません。(笑)

下は 「振り切った」 結果のフィニッシュであり、上は 「振り終わってから作った」 フィニッシュなのです。まあ静止画だけ見ても分かりませんよね。




シャッタータイミングが少し違いますが、上が優雅なスイングのインパクト、下が振り切ったスイングのインパクトです。それほど大きくは変わっていないと思います。(微妙に下の方がやはり被写体ブレが大きくなってますが・・・)


 


では、この2枚のフォローの写真はどうでしょう。カタチとしては大きく違いませんが、3つのポイントで違いが出ています。

① シャフトと腕の角度が下の方が深い。
② 被写体ブレが下の方が強い。
③ 頭のポジションが下の方が後ろ。

上が 「優雅」 で、下が 「振り切り」 であることに違いはありません。この3つの違いは振り切りの方がフォローではヘッド・グリップ共にスピードが早く、クラブヘッドと引っ張り合う頭が後ろに下がっている、ということで、柔らかに振っているか、強く振っているかの違いが出ていると考えます。

私自身の意識としては、ビジネスゾーンの出口(フォローで右腕が地面と平行になるポジション)以降のみ、強く体幹を使って振って張りのあるフィニッシュを作っているだけです。テークバックやインパクトで、大きく振ろうとか、パワーを出そうとかは思っていないのです。


これがバランスを保ったまま強く最後まで振り切るポイントだと思っています。

では動画を御覧ください。







ブルーティーからのラウンドを目指す方や、飛ばしたい意識の強い方には振り切るスイングの練習がお勧めです!!








2013年10月21日月曜日

若さと力強さを!!



このところのテーマはずっとフィニッシュです。それも、「張りのある」フィニッシュが必要です。

ここをゴールとして追求していくと、それまでの流れはかなり Simplify されてくるようです。勿論、ベーシックなスキルが必要だと思いますが、あるところまでスイングのカタチを作れたら、パワフルなフィニッシュに向けてカタチを頭から除外してスイングして行くのも大切だと感じています。




ここも通過点ですし、




ここも、モチロン通過点に過ぎません。


エンジンはヒップであり、太ももになってくるセンセーションがあります。更に進化され、深化させていきたいと思っています。







最初がウェッジ、次に3番ウッドで、最後に久し振りのPING G25ドライバーの金属音です。





2013年10月17日木曜日

Ken-G のウクレレ日記 ときたま更新




ちょっと前まで、Tシャツ一枚で過ごしていて何の不思議も無かったのですが流石に今回の台風で少し肌寒くなってきました。でも、ウクレレ弾くのには半袖しか似合わない気がするのですよね(笑)

ともあれ、Canon ivis mini  を入手してから、ウクレレやボーカルの練習を録画して反省材料に使ったりしていますが、毎日は無理としても何か少し喋ってみるのも良いのかなと思ったりして試験的ですが、ウクレレ練習を兼ねて今回の動画を作ってみました。

練習にお付き合い頂いた曲はジャズの小唄としては余り無い Golf という単語が出てくるのです。
情けない男の歌なのですが・・・・・(笑)


Everything Happens To Me

I make a date for golf – and you can bet your life it rains.
I try to give a party - but the guy upstairs complains.
I guess I'll go thru life just catching colds and missing trains;
Everything happens to me.

I never miss a thing - I've had measles and the mumps.
And every time I play my ace my partner always trumps.
I guess I'm just a fool who never looks before he jumps;
Everything happens to me.

At first my heart thought you could break this jinx for me.
That love would turn the trick to end despair.
But now, I just can't fool this head that thinks for me.
I've mortgaged all my castles in the air.

I telegraphed and phoned, sent an Air Mail Special, too;
You answer was goodbye - there was even postage due.
I fell in love just once, and then it had to be with you,
Everything happens to me.






もう少し上手になってから再度録画に挑戦します。


2013年10月16日水曜日

グィッ & ピタッ !!



前回の記事の続きです。

先日ゴルフチャンネルのスクールオブゴルフでニック・ファルドがこんなことを言っていました。

「昔はトップからダウンをずっと考えて意識してきたけど、ある時からフィニッシュをどう収めるかにポイントを変えたら良くなった。」

奇しくも今私が意識しているところと同じです♪♪♪ 
フィニッシュがピタッと決まれば、バランスの良いスイングが出来ている筈です。

ただ、1つだけ落とし穴があるとすれば、スピードをスローダウンして、フィニッシュを単に 「作る」 ことは避けた方が良いということでしょうね。

この感覚は掴みにくいのかも知れません。私も最近になって、そのセンセーションが理解出来るようになりました。それまでは掴んでいるつもりだっただけかもしれないんですよね(笑)。




言うならば、この近辺から意識的に 「グイっ」 と体幹(というよりも背中かな・・・)を意識しながらクラブヘッドをブンと素早く振ってスピーディーにフィニッシュまでもって行くのです。

だから、  「グイッ & ピタッ」 。

ちょっと極端かも知れませんが、アドレスからトップ、インパクトを経てこの写真のところまで来るまでは体幹を動かすだけで上半身は脱力しまくり、ここからパワーを使って腕を振るって感じでしょうか。




トップでも反動は使わず、ただベクトルの方向を逆転するきっかけだけ与える。




ビジネスゾーンに入って、インパクトを経過してビジネスゾーンを出るまでも、可能な限り腕にチカラを入れずに、振られている感覚。
そしてビジネスゾーンを出たら、グイッとスピーディーにピタッと決める。


もっと上手な説明、考えます。。。。。(笑)






台風26号も大島に大きな爪あとを残して去って行きました。
日本国は台風に常にやられる地震国。自然と上手に付き合わないとなりませんね。

明日からお稽古再開です。



2013年10月10日木曜日

加速感をどこに求めるか?





特に何の変哲も無い5番ウッドでのフィニッシュですが、自分の中では大きな違いがあるのです。

① スイング中の加速感のあるポイントを最後の最後に!!
② そしてフィニッシュで 「グイッ」 「ピタ」 と止める。

今までは最後は減速してフィニッシュに至り、フィニッシュを作っていた感があります。

この2点を強烈に意識して朝のお稽古をしたのでした。
でも、いわゆるマン振りでこのフィニッシュの先に見えない部分が大きくある訳ではありません。このあたりが言葉ではなんとも言い難いところなのですが・・・・・。




この近辺からスピードアップして グイッ・ピタッ なのであります。


言葉だけでは上手に説明出来ないので、動画見てください(笑)










2013年10月9日水曜日

ウェッジでの高さコントロール



52度のウェッジをアメリカではGW(ギャップ・ウェッジ)なんて言ったりしますし、日本ではジャンボ尾崎プロの影響でPS(ピッチング・サンド)なんて言ったりしていますよね。PINGはへそ曲がりなのか独自にUW(ユーティリティー・ウェッジ)と言うようで、ソールには 「U」の文字が刻まれています。

ともあれ、今回の記事はこの UW で左腕が地面とパラレルになるトップから、少しの変化で高い球と低い球を打ち分けましたので、それからウェッジワークを学んでいきたいと思っています。

トップの写真はボールが写真のフレームから出て行く瞬間なのですが、ボールの位置はかなり上の方にあるのがお分かり頂けると思います。3歩から4歩先で自分の身長を超える高さが出ています。

次は低い球。




今度のボールの高さはベルトの上、ちょうど胃のあたりでしょうか。さっきの半分くらいの高さしか出ていません。

2つのスイングでボールの位置以外にどこに違いがあるでしょうか??

① 頭のポジションが違うので身体のこなしが違います。
② クラブヘッドのポジションが違います。

やはり、高いボールを打ちたい時は、頭の位置を強めにキープすることによって身体がアーチ状に反りインパクト時にロフトがより生かされた(開いたまま)状態になります。ボール初速は遅くなるのでフレームアウトする時にはヘッドは高い位置まで振られているようですね。

逆に低いボールを打つ時はどちらかと言うと胸が下を向いた状態がキープされヘッドは低くだされています。


この全体の流れはフィニッシュにも如実に現れています。



高いボールを打ったフィニッシュ



低いボールを打ったフィニッシュ


一つだけ注意していただきたいのは、高いボールを打った時でもクラブのトーは上を向いている、即ちフェースはターンさせているところです。

では、動画です。






この動画のサムネイル画面でフェースの向きが良く確認出来ると思います。









2013年10月3日木曜日

ゆるゆるグリップ、って何だ???



日本で 「ゆるゆるグリップ」 と言えば、高松志門プロの専売特許。NHKでも趣味悠々という番組で帯レッスンをされていたり、色々と裏をかいたような切り口で新鮮なレッスンを展開している関西のプロですね。

ヘッドを感じて、ヘッドに仕事をさせる為にはグリップはゆるゆるでなければならない、というのが彼の自説です。これが真似しやすいようで、なかなか真似が出来にくいのです。特に彼はインパクト後に左手首は蝶番のように折れる、というので、ゆるゆるなのかグラグラなのか、下手をするとタコ踊りになってしまう危険性もあるのですね。勿論、高松プロのところで個人的にレッスンを受ければキチンと身に付くのだと思いますが、マスに向けたレッスンは難しいところです。


昨日の私のブログで 「脱力」 をテーマにしましたので、脱力の一つのパートである、グリップの脱力についてもう少し詳しく分析していくことにしましょう。


先ず、腕が脱力する為には必然的にグリップは脱力していなければならないと思います。手をグッと握りこんでいて、腕を脱力させるのは自律神経をバラバラに動かせないと難しいと思います。

正しいグリップのカタチを作り、そのカタチの中にクラブをハメる。

ことがポイントだと思っています。

① 手の甲は平らであることが望ましい。
② 人差し指の付け根と親指の第一関節までは閉じていることが望ましい。
③ 開いた手からグリップを握りこまないことが望ましい。



この写真は②番のイメージ図です。




左手はこの2箇所で支えるようにカタチを作る。




右手はカタチを作って右側からハメに行く。




こんなカタチになりますが、一切握っていません。


動画で解説してみましたので、ご覧下さい。







こんなグリップで腕から肩まで、更には上半身の脱力が出来れば良いのですが・・・・。









2013年10月2日水曜日

脱力とコネクション



昨日の大雨の中での朝稽古で異変が起こりました!!

いつも行くアコーディア・ガーデン水戸というレンジは練習場専用ダンゴボールのパフォーマンスを計算しての220ヤードくらいのところにネットがあります。250のところに直撃すれば250ヤードということなのでしょうが、昨日のドライバーはほぼこの250の上に着弾し、一番飛んだのはこの写真の赤・黄色の星マークのところでした。ちょうど雨でネットが濡れていたので、ハッキリと着弾点が分かりました。

やったことは

① グリップは握りこまない。
② 腕は可能な限り脱力する。
③ 背中・首にシャフトが当たるまで脱力をキープして振り切る。

この3つです。



背中をシャフトが叩いているのがお分かり頂けると思います。

そして、今朝。 更に脱力を極めようと、お稽古を2時間半もやりました。それでもオフィスには余裕で間に合うのですから、地方都市での勤務はある意味止められませんね♪


実は初日の動画をチェックしていた時に、悪弊がまた出ていることに気が付きました。それの修正をするのが今朝のポイントでした。


それで、脱力に加えて コネクション に着目しました。
日本のレッスンでは「脇を締める」くらいしか表現が出てきませんが、アメリカでは Connected  か  Disconnected  かというポイントが多く語られます。多くの日本の現役プロも結構 Disconected なスイングをする人が多いのも事実です。プロが本能・修正能力が極めて高い天才揃いですから、問題は少ないのですが、アマチュアはそうは行きません。一度大きく外れたものを軌道に乗せるのは難しいのです。




長年のオフィスでのキーボード・パソコン生活で背中が亀の甲羅みたいになった私の悪弊は肩甲骨が動かないこと。実は多くの近代ビジネスマンはこの症状が多いのですよね。ゴルフの場合は左肩を回そうと幾ら努力しても、右肩がどかなければスペースが生まれません。スペースが無いから止まっちゃうと、腕が外れて (Disconnect) して、上に上がっちゃうのです。




身体的制限が大きいので完全ではありませんが、トップに向けてリフトアップが少なくなって腕だけが独立して 「余る」 動きが軽減されました。

ここイッパツ振りに行くときは若干の上下動が出るでしょうが、安定したプレーを目指すなら The Golfing Machine でも教えているように頭は動かしてはいけません。


では、最後に動画で。






マン振り気味の昨日の黒っぽいシャツのスイングと、今朝の白っぽいシャツのスイングを比較してみると コネクション の意味が明確になるかも。