2014年12月13日土曜日

The Christmas Song





The Christmas Song
Written by Mel Torme


2014年のクリスマスが近づいて来ました。
私が一番好きなクリスマス・ソングはナット・キング・コールの歌唱を有名な The Christmas Song です。この曲を12月になると歌っています。

今年初めて歌った時の録音を編集しました。ニューヨークのクリスマスをイメージして編集しています。宜しかったら、どうぞ!!


セパレーション



少し前にアップした 「何もしない」 から更に一歩前進させると、 「セパレーション」 に行き着きます。そうですね、日本語で言えば 「別れる」 ということです。

テークバックでパワーが生まれるのではなく、テークバックはパワーを準備するだけであって、切り返しで準備したパワーを生むと考えています。そこで生まれたパワーをインパクトまで溜めて、リリースするのです。

切り返しでのテクニック、それがセパレーションです。

最初の写真でシャフトは地面・飛球線と共に平行なポジションにあります。テークバックでは「ハーフウェイバック」と呼ばれ、「ダウンスィング」の途中ではビジネスゾーンの入り口と呼ばれるポジションをシミュレートしています。

下半身(ヒップ・膝)は青い矢印の方向、即ち飛球線にパワーのベクトルが向いており、シャフト・ヘッドは赤い矢印の方向、つまり飛球線後方にパワーベクトルが向かっています。両方の矢印は逆方向へ別れる動きがあり、これを「セパレーション」と呼びます。

クラブ・腕を切り返しで 「何もせずに置いてきぼり」 にして、下半身を先行させてスタートさせる、というスィング理論も良く聞かれます。モチロン間違ってはいませんし、若くて身体に柔軟性があるジュニアから中年以前に方々で、それを体感出来れば問題無いのですが、中年以降になってくると置いてきぼりだけでは実はパワーベクトルが同じ方向を向いてしまいパワーが生まれない恐れが強いのです。

そこで、積極的にセパレーションを意識することをお勧めしています。

詳細は続きます・・・・・


2014年12月7日日曜日

師走、そして音楽は素晴らしい♪



バタバタしている内に12月になり、更にバタバタしている私です(笑)
12月までならまだゴルフもある程度防寒をしっかりすれば楽しく出来る日もあるので、予定はそれなりに入れていますが、どうしても室内活動が増える傾向が現れ始めます。と、なると私の場合はジャズですね。

12月1日は2ヶ月ぶりくらいにピアノの外山安樹子さんがひたちなかサムシングにレギュラーの山本太郎さん(クラリネット)とデュオで出演されたので最優先で聴きに行きました。外山さんとはもう10年近いお付き合いで、彼女のオリジナルも含めてその素晴らしいピアノはチャンスがあればナマで聴きたいと思っています。外山さんを招聘してくれるのは、議員活動をしていない(笑)クラリネットの山本太郎さん。彼とは一緒にゴルフもしますし、私のボーカル活動を応援してくれて、機会を与えて頂けるので大切な音楽の先生です。

ご覧のとおり、各ステージに1曲とか2曲を歌わせて頂けることがあるので、緊張感を持って楽しんでます。この日は合計4曲を歌わせて頂きました。

12月4日は同じピアニストでも男性のWakaPさんと誘い合わせて新橋(と言うか愛宕かな)オツな鶏料理さんで水炊きコースでお食事。仕事・音楽・その他もろもろ話しに花が咲き、2次会は上野のジャズライブハウス、エブリスィングへ乱入。




このお店は私がアメリカから帰国後初めてジャズライブをやった思い出のお店。いきなりのセッションタイムでWakaPさんと2曲楽しませて頂きました。この日のセットのピアニストはこれもお馴染みの竹内恵里ちゃんだったので、楽しくお酒が進みました(笑)。


月曜・木曜とバンドとの共演でジャズをやりましたが、最近取り組んでいるのが経費節減ワンマンバンド。と言うか「弾き語り」です。

オープンマイクというシステムがあって、一人持ち時間15分から20分で3曲披露するというもの。12月5日金曜日は南浦和のフォーク系のライブハウスの名店「宮内家」さんにお邪魔しました。




宮内家さんは、文字通り宮内さんというミュージシャンのオーナーが経営されるライブハウスで連日ライブをやって大盛況な素晴らしいお店です。ステージがスポットライトを浴びまくる本格的なもので、音響(PAと言います)もプロ仕様で、宮内マスターがカウンター内で付きっきりでコンソールを調整して頂けるのでとても素晴らしく、同時に緊張するのです(笑)

この日も8人の出場者がいらっしゃりましたが、殆どの方がアコギ(フォークギターとも言いましょうか)でソロギターあり、弾き語りあり、曲芸に近い演奏あり、非常に多彩です。その中で中国の二胡を演奏される方と、私のウクレレが異種格闘技的な色彩を添えていました。

私がこの日選んだ曲は 1.The Christmas Song  2.The Shadow Of Your Smile 3.Nostalgia  の3曲。12月になるとクリスマスソングの中で一番好きなメル・トーメの曲でナット・キング・コールの歌唱で有名な The Christmas Song を歌っています。年に12月にしか歌わないので、なかなかこなれませんが・・・・。

そして、映画いそしぎで有名な The Shadow Of Your Smile  をウクレレ弾き語り初挑戦。バースから歌ってみましたが、ボサノバのリズムキープが課題です。

最後に大好きなシンガーソングライターの秋本節さんのオリジナル曲でノスタルジアをこれも弾き語り初挑戦しました。

ダイジェスト版を Youtube にアップしましたので、よろしかったらどうぞ。






1週間に3回もステージで歌うのは珍しいというか、私としては新記録な12月第一週でした♪





2014年11月17日月曜日

「何もしない」は2度起こる♪



最近取り組んでいるスィングドリルでこんなインパクトが出来ました。
え?何が違うかって?では、以前のインパクトの写真をご覧下さい。




一つ前の記事のトップの写真です(笑) ほんの1週間前のインパクト写真ですが、大きな違いにクリビツテンギョーです。いや、ビックリ仰天です。

タネを明かせば、トップの写真はフルスィングをしていないのですが、カタチを作っているのでは無く、実にパワー的には思い切り振っています。違いはスィングがとても小さいのです。トップはこんなものです。




左腕が地面と平行になったところまでしかテークバックしていません。自分の感覚としてはもっと小さいのですが、慣性が働きますのでここまで動いてしまいます。

そして、フィニッシュはと申しますと




ご覧のように右腕とシャフトが一直線になり、且つ地面と平行になったポジション、これがフィニッシュなのです。


打っているクラブは一番長いドライバーですし、別にチョーク(短く持って)している訳でもありません。普通に構えて普通にスィングしますが、ただトップとフォローが小さいのです。


パラパラ動画だとこんな感じです。





「ただ」小さくしただけ、と申し上げましたが、このブログをお読みの方で真似してみて直ぐに出来るでしょうか?出来ると思うだけじゃダメですよ、実際にカメラで撮影して本当にここで止められるかどうかは先ほど書いた「慣性」のチカラが働くので、感覚と実態は大きな隔たりがあります。是非、試してみてください。


そして、実は 「ただ小さくしただけ」 ではないのです。意識として、一番大きく変えたポイントは 「手・クラブはトップからとにかく何もしない」 と言うところ。トップで出来た身体とクラブの関係を全く変えないで下半身主導のヒップターンスィングして、インパクトでリリースを強調(ちょっとこれは危険もはらみますが)して左腕とシャフトを一直線し、今度はどの関係を変えずにフィニッシュするという、凄く難しいことをやっています。(爆笑)


これがこの記事の題名の 「何もしない」は2度起こる ということです。

このドリルを繰り返し行ってマッスルメモリーさせれば、通常のフルスィングでも同じようなセンセーションで打てることを妄想して(?)練習を続けマッスル!!











2014年11月11日火曜日

太腿で振りちぎれ!!



昨日の 「脱力」 を一歩進めて、スィングのエンジンは腕ではなく太腿である、との前提で太腿に意識を集中したスィングをやってみました。

よくもまあ、毎日毎日スィングに変更を加えたりするものだと自分でも呆れてますが、これも私の性格なのでしょう。(笑)バカは死ななきゃ治らない、ですね。

今年はUSPGAで松山プロが活躍しましたが、彼のスィングを見ているとエンジンは太腿だなぁと強く思います。そのイメージを還暦Chan-Gが真似ようというのですからある意味無謀ではあると思いますが・・・・。




テークバックでは、クラブヘッドは真っ直ぐ飛球線後方に動かしながら手(グリップ)はインサイドに引いていきます。それも、太腿を始動しながらの結果として動きます。その後はほぼ意識は太腿にのみ集中して最後まで振り切るだけです。





動画で確認すると、フォロー後半からフィニッシュまでの振り切りがスピードアップしたような気が致します。

計測していないので、何とも言えませんが・・・・(笑)






次のホームコースでのラウンドが楽しみです。





2014年11月10日月曜日

腕の脱力がどこまで出来るか??



 先日、日刊アマの決勝会場である浜野カントリーで友人の出場選手の練習ラウンドに付き合いました。当日は決勝で使うティーマークが既に準備してあり、ピンポジは違うとは言え日刊アマ決勝のムードでのラウンドを楽しみました。

 我々オジサングループの後続組は中学生・高校生の選手たちでしたが、こちらも普通なら飛ばし屋達なのに、我らのセカンドのポジションを遥かに越えるティーショットを彼らは連発していました。グリーン上から振り返ると、「おいおい、あそこまで来てる訳???」とビックリするやら呆れるやら・・・。

ガタイが大きいわけでもなく、子供の身体つきに見えますが、あれだけの飛距離が出るのですねぇ。

なんでだろう~~~~~????

考えられるのは、無駄なチカラが入っておらず、軸を中心に 「ぶ~~~~ん」 とクラブを振っていると言うかクラブに振られているのだろうなぁ、と思うことくらい。

関節やら筋肉の硬くなった、還暦過ぎの Chan-G にはこれが実は難しいのですが、それ以来可能な限りやってみています。




トップに至るまで、腕と手にはほぼチカラを入れずに、フットワークだけでブラブラな上半身(含む腕)の状態をキープしながらもっていきました。

コックをする感覚や、どこかにクラブを収めようとかトップのカタチをこうしようとかは一切考えていません。

トップからはやはり下半身で切り返して・・・・・




インパクトを迎えます。 ここでも実は腕には可能な限りチカラを入れないようにしています。




自分としてはかなりヘッドに振られている感を持っています。




パーシモン・スチールヘッドの100匁ドライバーとバラタボールで育った私なんかは用具の進歩の恩恵を十分に得られていないですが、中学生がどうやって飛ばすのか、は良く考えないといけないでしょう。

取り敢えず出来ることは、脱力で脚・ヒップで振る、いや振られることくらいですね(笑)







身体が硬くなったとお嘆きの諸兄、私と一緒に頑張りましょう!!


2014年10月29日水曜日

切り返しについて考える



切り返しは下半身主導、というセオリーは広く知られていて下から順番に動かしていき最後にクラブヘッドが動くというシークエンスが大切だと皆さんもご存知のことと思います。

では、「どっちの下半身?」との疑問に対する答えを考えてみたいと思います。私の場合は基本的にスィンガーを標榜しており、左半身で引っ張ろうとする動きを中心にスィングを組み立てて来た傾向があります。

その中で残念ながら染み付いてしまった欠点は 「ブロック」 してしまうこと。特に6年ほど前から右膝を左膝に寄せるのではなく、逆に距離を保ちながら伸ばしていく方向を追求したことが、加齢による身体的可動範囲の制限との折り合いがつかなかったようです。

「ブロック」すると左へのスペースが出来なくなり、腕の振りが強調されて左へのミスが多くなり、それを防ぐのに徐々にインサイドアウトが強くなって右に出して戻してくるのが持ち球になって来たのではないかと推察しています。




ご覧頂いている写真は共にプレショットの素振りです。かなり誇張・強調があることはご承知おき下さい。ただ、自分のイメージとしてはこのくらいのスィングでボールを打ちたいと思います。実際には無理ですけど・・・・(笑)




一見するとグリップが左に流れているようにも見えますが、ダスティン・ジョンソンあたりはこのくらいやってますよね!!

では、パラパラ動画で見てみましょう。




残念ながら現段階ではこのスィングではボールが打てません。実際に打つとかなり保守的になってしまうのは辛いところですが、それでも自分の中では大きく違うセンセーションを感じています。





この右膝をドライブするイメージでの実際のインパクトはこんな感じで切り取れました。私達 The Golfing Machine で言うところの Flat Left Wrist と Bend Right Elbow が実現出来ているのが嬉しいところです。もう少しヒップターンが深く左サイドにより大きなスペースが出来ると良いのですが、今後の課題です。






素振りと実際のボールを打つスィングを Youtube 動画にまとめましたのでご覧下さい。

そろそろ寒くなり始めた関東地方ですが、これからの1ヶ月くらいがベストシーズンと捉えて実験を積みながらラウンドを重ねたいと思っています。




2014年9月23日火曜日

映画 カサブランカ

時がいくら流れても、永遠に変わらないものがある・・・・

それは愛であり、友情である。 とのテーマが脈々と流れる名画と言えば、1942年に制作されたアメリカ映画 Casablanca 。
ポツダム宣言で第2次世界大戦が終戦を迎えたのが1945年ですから、その3年前とも言いますし、真珠湾攻撃から日本軍が進撃を続けていた年にカサブランカという映画は公開されていたのです。国威発揚の戦争テーマではなく、愛と友情をテーマとして。




その、映画のメインテーマ曲が As Time Goes By 。

繁盛するリックが経営するカフェ・アメリカンに革命闘士の夫と共にやってきたイングリッド・バーグマン演ずるイルザ。顔なじみに黒人ピアニスト、サムに 「ねぇ、あの曲を演って」と頼むけど、サムは 「ボスに禁止されているから」 と断る。それでも、イルザは諦めないで歌を口ずさむと、仕方無く演奏を始めるサム。
そこへ、血相を変えて「その曲は演るなと言ってあるだろ」とやってくるハンフリー・ボガート演ずるリック。

その曲こそが As Time Goes By なのです。

そして、二人の愛は戻ろうとするが、最後には身を引いてイルザを夫とともに逃がす手配をし、去っていく飛行機を見送りながらカサブランカにとどまるリック。

何度も何度も観ました。もう、DVDが1000円以下で買えるようになってます。もしご覧になっていないなら是非とも観てください。




私にとって大好きな映画の大好きな曲なので、これまでにいろんなところでチャンスがあると歌ってきました。最近はウクレレの弾き語りでもレパートリーに加えています。

昨夜は友人のクラリネット奏者山本太郎さんとギタープレーヤーの山田よしおさんのデュオライブがひたちなかの名店サムシングでありましたので、生の演奏に癒やされるべく出かけてきました。このお店に行く唯一の難点はクルマで行くのでお酒を飲めないことでしょうか(笑)

ご好意でシットインさせて頂ける機会を与えて頂いたので、何にしようかと思ったのですが、お客様の雰囲気からこの曲を選びました。





少しボリュームが大きめだったかも知れませんので、再生されるときはご注意ください。
飛び入り感満載ですが、お楽しみ頂ければ幸いです。


2014年9月1日月曜日

ご無沙汰しておりました



ブログ更新を怠っておりましたが、先日母の納骨・四十九日もつつがなく執り行うことが出来ましたので、そろそろ普通の生活に戻ろうとしております。とは言え、故人の役所関係・税金関係などなどの整理事務が立て込んでいるのでなかなか普通にとは行きませんが、数ヶ月は忙殺されながらも何とかやって行きたいと思っております。

摂氏40度に迫る強烈な猛暑、激しさを増すゲリラ豪雨、ニュースでは突風と言うけれども明らかな竜巻の頻発、最も悲しい広島の土砂災害と今年の夏も気象が激しく人々の生活を脅かす中で、二百十日防災の日を迎えました。昨日親父が、二百十日って起算日はいつなんだ?と聞くので、早速スマホで調べると、立春が起算日で二百十日は今のところ9月1日となり、閏年は8月31日だそうです。関東大震災の日なので防災の日とも言われるようですが、昔の人は二百十日が馴染みがあるようですね。

さて、そんな中でも何とか昼もスィング、夜もスィングのペースに戻りたく、今朝は水戸まで自宅から走って指定練習場で朝のお稽古をして参りました。このところ急に涼しくなったので早朝の練習場にも大勢のゴルファーが来るようになっています。




当然ながらクラブを握る頻度はこのところ激減していましたが、逆に耳と耳の間で考える時間が多く、論理的構成をした上でのお稽古、切磋琢磨となっています。

このインパクトの静止画を見て、自分としては2つの大きな違いを目にしています。

① 左脚が膝に余裕はありながらストレートに伸びている。

② 腰の開いて左サイドに振り抜くスペースが出来ている。


実はブログお休み中にあることに気が付いて、変化が出つつあるのです♪♪♪





おいおいご説明致しますが、本当の意味で体幹リードでスィング出来るようになってきた感じです。







では、今後共よろしくお願いします。








2014年7月20日日曜日

さようなら



7月12日早朝、母親が帰らぬ旅に出ました。元祖商社マンの一人娘として上海で生を受け、外地で幼少の頃を過ごし、息子たちを育て上げてからは父親の仕事でエジプトにも住んだりと年齢の割にはモダンな人生を過ごしたのかもしれません。

それが影響したのか、好奇心旺盛なスーパーエレクトリックばあちゃんであったことも想い出の一つ。ずっと携帯絵文字メールで連絡してきたし、年賀状もパソコン使って住所録管理しながら印刷してたのも、家電のマニュアルを読みこなしてフル活用してたのも珍しいと思います。

昨年11月から突然病に倒れ、6ヶ月の入院生活中も前向きにリハビリなどを頑張り、喜んで退院して1ヶ月と少し、再び入院し闘病の最中に思わぬクモ膜下出血に襲われ83歳の人生を閉じました。



花に囲まれ、お経・線香とは縁のない生演奏の音楽の流れる素敵な葬儀でした。

今頃は、天国でおじいちゃん・おばあちゃんと家族3人水入らずで楽しく語り合っていることと思います。




残された89歳のオヤジを励ましながら、私もぼちぼち頑張って行きます。これからも皆さんよろしくお願いいたします。


2014年7月2日水曜日

Steep ⇒ Shallow ⇒ Steep



先日 YouTube をチェックしていたら、USのゴルフコーチであるマイク・ベンダー氏が切り返しからは Shallow から Steep に動かしてインパクトを迎えると言っておられました。これは、このところ永井延宏プロから指摘されている、フェースを起こしながらインパクトせよ、という教えとオーバーラップするところと感じ、早速色々とトライアルをしてみました。

私のミスショットの一つのパターンは分厚いインパクトが出来ずに予定する飛距離が出ないこと。この原因の一つが、 Steep から Shallow にプレーンを使ってしまうので、ローテーション不足になることでは無いかと睨んでいました。




このビジネスゾーンの出口のポジションでフェースターンが十分でないことが起こってしまう傾向にありました。


そこで、今回は下記のポイントに注意しながら修正を試みたわけです。


① テークバック
  
  親指方向の縦コックを意識しながら、グリップエンドが必ず両つま先を結ぶ線と飛球線の間を指しながらトップへ。これはSHAFTが立つ動きに繋がります。

② 切り返しからダウン

  今度はグリップエンドが飛球線上を指すようなイメージで、プレーンがシャローになってビジネスゾーンの入り口を目指す。プレーンを倒す感じとなり、手はトップの位置から飛球線に向かって、身体の前に出るイメージでダウン。

③ ビジネスゾーン入り口からインパクト

  ここでは若干複雑な動きになりますが、一旦前に出た手が身体に引き付けられると同時に左サイドがクリアしてヘッドを起こしながらインパクト。


言葉にすると私自身もわかりにくいです(笑)




パラパラ漫画で見るといかがでしょうか?1時間ほど打っていて少し慣れてきた感じです。
厚めのインパクトでボールを弾き飛ばすイメージが少し強くなってきたと思われます。
頑張ります!!








2014年6月18日水曜日

椅子に座ってボールを打てば(その1)



日本では横峯さくらプロが椅子に座ってショットをする練習方法を取り入れていることで有名ですが、Youtube で探してみても海外のレッスンには椅子に座ったままショットをするドリルは殆どみかけません。前回ご紹介した膝立ちでのショットも、欧米では余り取り上げられていませんので、へそ曲がりの私としてはそれならばやってみようと(笑)

椅子に座ったまま打ってみると分かるのは、膝立ちならば、太ももの動きをスィングで使えるので180ヤードくらいのキャリーが出ましたが、椅子だとヒップターンがもっともっと制限されるので、せいぜい140ヤードくらいしか飛ばないのですね。




トップはこのサイズが限度で、還暦の私は肩も30度くらいしか回ってないようです。あ、モチロンですが、さくらチャンみたいに腕を上に振り上げてボディーとのコネクションを外せばもっと動くのでしょうが、ゴルフィングマシーンの私としてはこれが一杯です。

では、この小さなトップからどうやって安定してボールを打つか?実はそこに、切り返しを上手にすることの必要性が極めて重要になってくるのですね。





この写真が上のトップから切り返したところになります。手の位置や右肘の位置がほんのすこし下がっていますが、一番大きく動いているのがクラブヘッドであることが見えると思います。 Face On のこのポジションからはわかりにくいかも知れませんが、真下に下がっていると言うよりは身体から遠くへ、回りながら下がっています。インサイドからアタックする準備段階とも言えます。

パラパラ漫画でみるとこんな感じです。




逆説的に言えば、他が動けないからクラブヘッドだけが動けるのです。


これが、切り返しマスターへのブレークスルーになるゴルファーもいらっしゃると思います。






今回の記事はハイブリッドの3番を使用した動画でした。ドライバーの動画は明日にでも、その2でご紹介します。





2014年6月16日月曜日

膝立ちスィングで動きを修正



この膝立ちスィングで腕の振り・ローテーションを身につけると言うインストラクターの方もいらっしゃるようですが、私の場合は軸ブレの無い捻転と身体のこなしを中心に考えています。

ティーアップは少し高めにしておいて、ドライバーを短く持って膝で立つだけです。周囲に大勢のゴルファーが居たら恥ずかしいかも知れませんが、まあ早朝練習なら大丈夫です(笑)




このスィングで大体キャリーで180ヤードくらいは飛んでいましたから膝から上の捻転だけで、そのくらいは飛ぶと言うことでしょう。軸の感覚が研ぎ澄まされるので、もう少し頻繁にやっておくべきドリルかも知れません。




トップまでの動きに改善が見られます。逆にフォローサイドでは右の背筋を痛めた影響もあるし、もともと身体の柔軟性がその動きをスムースに出来ないようなので、もっとストレッチに精を出す必要がありそうです。


皆さんもやってみると新しい発見がありますよ。








2014年6月12日木曜日

ペットボトル1本で♪



一本のペットボトルだけでスィングをブラッシュアップする方法をご紹介しましょう。

私の世代のニッポンのゴルファーは 「ニーアクション」 と言う呪文に束縛されている人が多いように思います。かく言う私もその一人。当時の憧れのプロ達は、陳清波プロであり、安田春雄プロであり、その後アメリカで大活躍した岡本綾子プロですが、一様に彼らは左の膝は伸ばさない、と言うのがスィングのポイントの一つだったように思います。




柔らかく使った左膝は左足よりも飛球線方向に出ており、右膝がこれにくっついて行くのが良しとされました。

時代が流れ道具が進歩する中で、今のプロ達は左膝は伸ばすものとしており、インストラクター達はそのように教えています。




何とも昭和の面影の残るスィングですね(笑)
これを近代スィングに変えていくのに有効なのが一本のボトルなのです。


やり方は至極簡単。ペットボトルを一本左足のすぐ外側に置く。これだけです。
ボトルが有るという意識だけがスィングを微妙に変えてくれるのです。




もう一つ小道具を追加するとすれば、固めのスポンジかな?
バーチャルでも構いませんが、左足踵の下に水を含んだスポンジを踏んでいると思ってフォローで水を染み出させるように踵で地球をプレスするイメージでしょう。

解説動画を作りましたので御覧ください。






参考になれば幸いです。






2014年6月11日水曜日

明治の大砲も悪くない???



日本では悪い打ち方の代表例として度々言われるのが 「明治の大砲」 即ち 「打つと後ろに下がる」 明治時代の大砲の様な打ち方で体重が乗っていないとされています。

ところが最近、私はある一定の条件さえ満たせば上の写真の様にフォローの後半で後ろに下がってフィニッシュが決まらない打ち方もアリなのでは?と思っています。

実際、この時にショットは物凄い、と言っても私のことですから大したことはありませんが・・・・(笑)、飛距離を記録しています。フィニッシュなんかは、




これですものね(爆)。サムライが刀を持っている風情に近いものがあります。

でも・・・・・・・





インパクトからフォローのビジネスゾーンの出口まではごくごく普通のパワフルなショットと何ら変わりがありません。下の写真のポジションからフィニッシュまで、ヘッドを出来るだけ加速しようと思うと、美しいフィニッシュは邪魔物でしか無いかも知れないと言うのが仮説です。もしかしたら、S◯A△細胞よりも再現性が高いかもです。


そのあたりをYoutube動画に致しましたのでジックリとご覧下さい。

身体が柔軟な若い時代が遠い昔になってしまったア・ナ・タ、やってみても損はないかも知れませんよ。








一応、劇薬指定にしておきますので、自己責任で実行して下さい。