昨日の 記事 で戸田藤一郎プロを引用しましたが、ご存じない方も多かったようなので今日は歴史を紐解いて見ましょう。
トイチ、こと戸田藤一郎プロは1914年生まれ1984年没のプロゴルファー。身長は158センチと言うから藍ちゃんの154センチとそうは変わらない。小学校2年生でキャディーとなりゴルフを覚えて18歳で廣野にプロとして入社、当時はプロと宣言したらプロだったみたいですね。
21歳からの2度の渡米でアメリカ流ゴルフを学びダウンブローを会得、背の低いのを補うために強烈な溜めと右手のパワーを活用するスィングで異彩を放ち、もう1人のダウンブローのスィンガー陳清波から「日本のベンホーガン」と言われたとの記録があります。
根っからの勝負師として名声を確立したが、何と言っても前人未到の年間グランドスラム(日本オープン、日本プロ、関西オープン、関西プロ)を1939年に達成すると言う偉業を成し遂げた人物。その後、第二次世界大戦での従軍、10年間のプロ資格剥奪など波乱に富んだ人生を送ったが復帰後1963年に日本オープン優勝、1971年には56歳で当時強かった杉原輝雄の2連覇を阻んで関西プロにも優勝しているから凄い!
今はタイガーがノックダウンショットと呼ばれる向かい風用のショットをするが、日本での源流はトイチのパンチショットとも言えると思いますよ。昔の日本のプロは欧米とは違うタイプのスィングが多かったのですが、トイチだけは世界に通用するスィングを持っていたと言えるでしょう。
TODOSが小さかった時には陳さんのダウンブロー、トイチのパンチショットが憧れでした。だから昨日は事の他嬉しかったんですよ♪
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