2012年8月25日土曜日

Flat Left Wrist III



Part I/Part II と来ましたから、ついでに Part III を。 

ヘッドが走った方が良いのか、その方が飛ぶのか?? とすると Flat Left Wrist ってどうなのよ??と言う感じを持たれる方も居られるかも知れないと思っての Part III です。

体力・筋力など欧米人より平均的にはかなり劣るのが日本人であることは間違い無いと思います。欧米流のレッスン・インストラクションがそのまま日本で通用するのか?と言う疑問はずっと存在していますが、一つのブレークスルーになったのが、「何故に韓国のプレーヤーは強くなったのか?」と言う事実。私も韓国に1年間住んだことがありますので、実際には韓国人の一部の方々は日本人よりも強靭な体力を持っていることを知ってはおりますが、韓国では欧米流の理論をキチッと追いかけて来たことも一方で事実です。

日本は少しだけゴルフ先進国でしたので、流派や流儀や軍団や師弟関係が出来ていましたが、韓国では逆にそれがなかったことが大きな違いになったと思います。日本の多くのプレーヤーがトップでは手を高く上げて、その落下重力・速度でヘッドスピードを出す、と言う考え方から、Disconnect されたトップを標榜しています(した??)が、韓国では Body & Arm の Connection を崩さないスィングのプレーヤーが大多数です。
飛球線後方から見たトップで、両肩を結ぶラインと左腕のラインが大方重なっているのが、欧米・韓国流、左腕の角度がスティープで両肩のラインの上に行っているのが日本流との見方も、乱暴かも知れませんが出来ると思っています。

まあ、欧米人と同じには出来ないかも知れませんが、諦めずに正しい動きに近付いていく努力は報われると思いますよ。

おっと、話は随分と横に行ってしまいましたが、インパクトでの動きに戻りましょう(笑)

前回のお話で、右手人差し指の付け根でクラブヘッドを押し込む動きを考えると、実は Flip してクラブヘッドが先走りする可能性があるために右手の平の手首に近い部分で押し込むイメージをもつ提案を致しました。確かにその方が手の平が斜め下ボールを向いてくる感覚が掴み易いと思うのですが、一つの危険性があります。

それは、シャンク です。

嫌ですよねぇ、シャンク。先日も競技系の強いシングルプレーヤーの後輩が突然何度もシャンクしたのを見て可哀そうで・・・・・。



インパクトでは左脇を締めることを忘れてはなりません。

そうすると、あら不思議!! インパクトでは Flat Left Wrist で、左腕とシャフトがほぼ垂直にボールにコンタクトしていたクラブヘッドがインパクト後にシャフトが逆しなりをするのえ 「走って」 くれるのです。



少し極端にやってみていますので、目玉のバンカーショットをする動きに近いのですが(これが出来ると目玉もそれなりに大丈夫ですよ)、締める・止めるパワーを有効利用することも考えないと、S&T や Flat Left Wrist  を未消化でカタチだけ真似ようとすると、左に突っ込んでぶっつけるだけのスィングになって、スィングを壊してしまう危険性があることを少しだけご理解頂ければと思います。

では Have A Great Weekend !!!!!







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