2011年2月、9年半滞在したNYから日本に戻り新たな一歩を踏み出しました。ゴルフのスィングのみならず、Jazzのスィングも探求の旅路に出ております。旧ブログもご覧下さい。(http://blog.golfdigest.co.jp/user/teamtodos)
2011年12月26日月曜日
The Snead Squat (スニード・スクワット)
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生まれながらのゴルファー「木こりのサム」さんのスィングの特徴である、日本ではシッティング・ダウンの方が有名な動きです。アメリカでは腰を落とすと言うニュアンスなのか、スクワットと言われることもあるようですね。
私がゴルフを始めた子供の頃に、ゴルフの先生であった祖父は陳清波プロのモダンゴルフを教科書に私にゴルフを教えてくれたものでした。陳清波プロと言うと 「ダウンブロー」 で有名ですが、シッティングダウンについても語っていたと記憶しています。切り返しでのシッティングダウンが無いと本当のダウンブローにならないものと教わったと思います。
最近のスィングプレーン中心のゴルフ理論では余りこの シッティングダウン やら スクワット は語られていないように思いますが、違うかな???切り返しの動きで語られるのは
1.腕を落とす (これって日本的だなぁ・・・)
2.左肩を開かない
3.下半身主導
4.バンプ (当時タイガーの先生だったブッチが良く言っていたね)
下半身について具体的に語られたのは バンプ ばかりのような気がします。これって分かりにくいけどターンさせる前に先ずは左に(右利きの場合)5-10センチ横移動・スライドさせるべし、っていうのがブッチの教えだったと思います。
私としては、今みんなから忘れられているシッティングダウンを蘇らせることが大切だと考えています。上のイラストで1から2への動きですね。
ここで誤解されるといけないのですが、一時ジム・マクリーンがスクワットの動きの中で左ひざが飛球線方向にグッと動く部分を注目して解説していたことがあり、こっちに力点が置かれることがあるのですが、私としてはあくまで 「お尻を下ろす」 シッティングダウン が重要と考えています。まあ、世界のティーチングプロに対抗しようとは思いませんが(笑)、あくまで私見です。
サムのイラストの 1 から 2 は、私の静止画の3つの真ん中の部分が省略されていると解釈できると思っています。つまり、いきなり左の膝がセパレートしてくるのでは無くて、一瞬であっても 「その場でお尻を下ろす」 動きが入ることが大切でしょう。
シッティングダウンだけを考えると、先に述べた4つの切り返しの動きは概ね自然に満たされると思うのですが・・・・・
(私だけの妄想かなぁ?????)
2011年12月21日水曜日
左肩は低く抑える!!
このところのブログ記事をベースに GolfTEC のTOM君と少しフェースブックを通じて話し合いを持ちました。
TOM君は概ねOKを出してくれましたが、私が気にしていた Hitting Down が弱い部分、についてやはり指摘してきました。TGM でも Low Point と定義される 「最下点」、即ちクラブヘッドが一番低くなるポイントは当然インパクト後になければいけません。カタチとしてはそうなっていても押し込みが不足すると打点が安定せずに飛距離のバラつきや不足が生じます。
イメージトレーニングで原因・スィッチを探していましたが、私としては左肩にあると睨んでいました。トップまで左肩を下げて顎から離す動きをしていくことに注力していますが、実はそのまま(と言うのは大げさですけど)左肩と言うのはインパクトに向かって低く抑えられているべきなのが、逆に下げた反動で上がってしまう悪弊・副作用が出てきていたようでした。
それが右の写真の状態です。身体が弓なりになりボールをプレスするのでなくカチ上げています。それを確認すべく今朝も7時半にAGMに朝練に行きました。実は夕べは水戸でのジャズのホームグラウンド、ブルームーズでのライブ&セッションがあったので飲みまくって帰宅は1時半でしたけど・・・・・
最初はハーフスィングからとにかく左肩を低いままで振り切るように頑張ってみました。そっちに意識を集中するとトップでの顎と左肩の分離についておろそかになっちゃうのはいつもの 「もぐら叩き」。それでも45分ほどあーでもないこーでもない、とやっていると少しずつコツが掴めて来ました。
左肩を抑えてインパクトからフォローに持って行くと、アームターンが強くなり球筋はフックになりますが、これは気にしない。それが正しいローテーションなので、そのスピードに合ったボディーのターンが出来ればよいだけの話です。
寒い寒い朝でしたが、徐々に飛距離も伸び始め、いい感じになってきました。
では、動画です。
左サイドが地面に垂直になって、日本式に言う壁が強くなっているようです。この調子で年末最終ラウンドに向かいたいですね♪
2011年12月14日水曜日
3 Wood では
昨日の朝練での気付きをウッドクラブでどこまで出来るか確認の為に今日もAGMに行ってきました。曇り空の早朝は暖かさが一切無く底冷えしていましたが、何とか45分ほど確認作業が出来ました。
このインパクトはTGMで言う Flat Left Wrist も実現出来ておりまずまずのものと自己満足。私の課題であったインパクトでの左ひざの状態もまあまあかなと思います。
今の自分ではスパインアングルに直交して両肩を動かすイメージでは全然不足で、極論すれば両肩を縦に動かすくらいの気持ち、言い方を代えると左肩を右つま先に近づけて行くイメージくらいが必要です。それでも、あるポイントからは上に引っ張られて左肩は顎にタッチしますが、それでも今までとは大きく違う結果が出てくるのでこのまま努力を続けようと思います。
パラパラ動画でトップからインパクトはこんな感じ。(あら、今度はそのままパラパラが表示されました・・・・)
自分なりの留意事項は
① アドレスでは肩甲骨を開かないで背中上部を板のように使うイメージ。
② ヒップでテークバックを開始し、背中上部は①の状態をキープ。
③ 左腕が地面と平行になった近辺でシャフトをスティープに。
自然と右脇が締まる。
④ 左肩は右つま先に向かって下がってくる。
⑤ トップで可能な限り左肩と顎を離しておく。(磁石のプラスとプラスで
反発し合うようなイメージ)
⑥ 下半身主導でダウンを開始
あらあら、6つも・・・・・。一つ一つ丹念に潰して無意識で出来るようにしないと実戦では役に立ちませんね。
あ、そしてもう一つ。フォローの最終段階でチカラを抜いて作る落ち着いたフィニッシュと、最後までスピードを緩めないように意識したフィニッシュを比較しましょう。
私の通常のフィニッシュはキチンと振り切れても上の画像になります。やっぱり最後まで減速せずに振り切った下の画像の方が良いですね♪♪
では、動画です。
週末は、ジャズ系のスィングの予定で忙しいです。
2011年12月13日火曜日
トップにおける左肩と顎の関係について
橘田規(ただし)プロの水平打法が範となって日本では肩は地面と水平に回すべし、と言う理論がずっと主流だったと思います。思えば、日本のプロは寅さんからその弟子の樋口会長、安田春雄プロやらビッグ杉、最近では福島晃子プロなどもトップで顎が左肩に埋まってます。往年の日本の女子プロはウェアの左肩がファンデーションと口紅で染まっていましたものね。
最近はさすがにスパインアングルという言葉が一般化してアメリカ理論を持ち込むツアープロコーチなる方々を始めとする若い人たちの努力によって、両肩はスパインアングルに直交して動くことが教えられるようになって来ました。
私も年代的に水平打法を目指したことがある影響で、まだまだ何も考えないとこのようなトップになる傾向があることは否定できません。ある一定以上の年代の日本のアマチュアゴルファーにインストラクションするときの注意事項の一つだと思います。
一番上の写真はプレショットでのイメージ作りですが、このトップは実際のスィングから切り取ったものです。
ダウンを着ているのと比べて、写真では余り変化は見て取れませんが、自分のフィーリングとしては物凄い違いです。実はその証拠に切り返しが大きく変わってきますので、ダウンスィングが良くなってきます。
まだまだ改善の余地はありますが、この段階で右肘が左腕の下に見えているのは一つの大きなポイントだと思います。
切り返しからのGIFアニメはこんな感じです。
(あれ?動かないかな????)
では、動画を。
年末までラウンドはあと1回です♪♪
2011年12月12日月曜日
ホルモンなら此処!!
茨城県水戸市某所にあるこのお店。最近はまってます。
チェーン店でもなんでもなく、アジュマ(おばちゃん)一人でやっている小さなお店です。そして、全てがこのアジュマの手作り。そのお味は最高に美味しいのです。
看板にもあるようにホルモン焼の専門店ですが、最初に食べたのはホルモン鍋。韓国語ではコプチャン・チョンゴル。これが最高に美味しかった。余りの美味しさに写真を忘れました(笑)
その初回の訪問時に見た目とその味に感動したのが、
この右下の赤と緑のコンビネーション。細いネギの頭の部分を中心に5センチくらいに切ったものを並べて、それほど辛くない赤唐辛子のパウダーで彩りとスパイスを添え、ごまとごま油をあしらったもの。これが馬鹿美味なのです。
とにかく、出てくるもの全てが美味しい!!!!メニューを見て細かく注文すると言うよりも、鍋にするか焼きにするか程度で、後はママさんにお任せすると見繕って出してくれます。
そのくらいの大雑把なところがまた本場っぽい感じ。
昨日、ゴルフの後でトライしたのが、
ホルモン焼。コプチャンと総称されますが、このお店ではテッチャンを主に使っているようです。そしてマル腸形式ではなく、開いて凄く丁寧に下処理されており、油も適度に落とされているのでとってもヘルシーになっています。これもママさんの心遣い。油っけよりも噛み心地が素敵。
そして、この中に2つだけコブクロがあるのがお分かりかな?このコブクロも、私がこれまで食べてきた中で最高の美味しさ。コリコリ感はあるのですが、硬すぎずもう最高!!
多少家から遠いしバスで行くことも出来ないので、交通の便的には厳しいのですが、ともかくアジュマ・ママさん・おばちゃんの心意気を感じて足が向いてしまう隠れた名店です!!
右近さん、是非行きましょう!!
2011年12月8日木曜日
フィニッシュでの背中の見え方
58歳、身体の硬くなってきた私ですが、このところそれなりにフィニッシュでの背中の見え方は満足できるレベルになってきたようです。
ボディーとアームとクラブのコーディネーションが良くなってくれば自然と良い形になってくるように思えます。
12月になり、随分と寒くなってきましたので、朝練は少し厳しいですが身体が動くようになるレベルで継続していきたいと思っています。
勿論、前回の記事でポイントとなった肩甲骨の使い方には注意をしています。肩にクラブを担いでの捻転運動のイメージは忘れないように!!
2011年12月2日金曜日
肩甲骨を考える
最近、骨格や人間の身体の作りについて考えることがあるのですが、その中で興味を持っているのが肩甲骨です。年齢を重ねると、肩甲骨の動きが悪くなりますが、特に現代のビジネスマンはパソコンのキーボードに一日中向かっていることが多いので、背中が硬くなってしまう傾向が更に強いと思います。
それでも、肩甲骨と言うのは結構前後に動くもので、皆さんもやってみると分かりますが、頭や背骨が動いていないのに、肩をそれなりに前後に動かすことが出来ると思います。
ゴルフのスィング中に肩甲骨を間違って動かしてしまうと 「軸」 と 「クラブヘッド」 の距離・間隔が変わってしまい、結果としてショットの精度が悪くなることが考えられます。
上の写真のポジションをスタートポイントとして、ここから左の肩をずらして行く動きを加えると、こんなイメージになります。
左腕は伸びているし、左肩もぐっと入っているように見えます。しかし、実際には肩甲骨が開いて背中が丸くなり、肩が前に出ている状態になっているのです。両肩の幅も肩が前に出ることによって狭まって来ているのですね。当然ですが、グリップと身体の間隔は広くなります。
一方で、この写真は肩を前に出さない動き。両肩・背中・鎖骨の関係を一定にしてグリップと身体の間隔が変わらないようにしています。
私としては、ここが振り遅れるかどうかの分かれ目になっていると考えています。
トップでずれる・余る、そして振り遅れる、かどうか。更に考察を続けます。
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