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2011年3月19日土曜日

リーダーの条件


視線がうつろな人の記者会見など何の役にも立たないので、聞きもせずにチャネル変更!!民放のワイドショー的放送内容にも???なので、HDの中の録画を見て少し頭をクールダウン。

見ていなかったRESPECTのVs.巨人軍を。結果は相模原2004年度クラチャンである原辰徳監督と、ゴルフは荒削りながら随所に光るものを見せる高橋由伸選手が大健闘でしたが、その中で原監督の話も素晴らしいものでした。

師であるお父さんの言葉の中でずっと心に残っているものとして2つ挙げていましたが、

最初に述べておられたのは 

「毒を食べても栄養に」 

ということ。TODOSなりに理解すると、「押し寄せる情報を選別するのでは無く、全部取り入れて、毒であっても栄養にするくらいの洞察力を磨くべし」。特にインターネットの世の中で、新しいものを取り入れれば入れるほど情報に翻弄される危険が高まります。そこで2流以下のリーダーは、部下から入っている選別された情報を聞いて判断しようとしますが、そんなリーダーには部下も2流以下ですから、間違って選別された情報しか入ってこないでしょう。結果は、間違った判断になること間違いありません。これって、今どこかの国のリーダーとその取り巻きで起こっていることじゃないでしょうか??

次には 

「布団の中で考え事をするな」 

というポイント。夜、ベッドに入ってあれこれ考えて眠れなくなるのは、どのレベルのリーダーも同じこと。TODOSのレベルでも、特にアメリカでCOOをやっていた時は何度も何度もありました。しかし大体ロクなことを夜の布団の中では考えないものです。「これだ」と思っても翌朝には忘れていたり・・・・・・。そこで、必要なのは、「考えるなら布団から出て、キチッと座って電気をつけて、考えるぞ!!と切り替えて考えること」 と原監督は仰ります。まさに、その通りでしょう。

原監督は虚ろな目で視線を定めずにしゃべったりしません。(コラ、そこの何とか言うどっかの国の首相、良く聞きなさい!!)

リーダーの資質を考えさせられる番組でした。それでいて、クラブを振っている時の原監督の無邪気さ・明るさも素晴らしいものです。

あ、誤解の無いように申し上げますが、TODOSは特に熱心な野球ファンでもありませんし、老害の悪影響で予定通りナイターでシーズン開幕しようという団体の決定には賛成しかねております。

2006年2月26日日曜日

読みたい本




点滴を受けながら読んでいた週刊朝日の記事にこのお方の特集がありました。
御茶ノ水女子大の教授、藤原正彦さんと言う方で数学がご専門。最近出版された

「国家の品格」

と言う本について色々と書かれていました。この写真にある一文にグッと惹かれました。今度是非読んでみたいと思います。




ちょっと読みにくいでしょうか?この週刊誌記事のトップがこの紹介文でした。

TODOSも世界を飛び回っていて、いわゆる 「アメリカ流グローバルスタンダード」 なるものが嘘っぱちであることを痛感しています。そんなものに乗っかって日本が 「成果主義人事」 だとか、アメリカの策謀に嵌っており日本を滅亡に導くものだと思っているわけです。

日本人は愛国心を捨てているけれど、情緒や祖国愛まで一緒に捨ててしまった。戦争を導くナショナリズムではなく、自分の国の文化・歴史・情緒を愛する気持ちは持ち続けるべき、とおっしゃられているようです。

「教育は一に国語、二に国語、三四が無くて五に算数」、 これ大賛成!!国語が出来て自分の考え方がシッカリしていないと、ツールである英語だとか詰め込んだところで意味ないです。私の身近に国際派ビジネスマンだと思っている人たちが居ますが、英語がよく理解出来ないと思って日本語で話すと、これが日本語もよく分からない。つまり、自分の考え方がシッカリしていないんですよネェ。これじゃ、何語でもダメですわ。

藤原先生がおっしゃっているように、そんな輩が英語が出来るだけで世界に出て行ったら「国辱」に繋がるのでしょう。

国家の品格、アマゾンに注文しておくかな。