2球を一度に、と言っても2球とも前に飛ばすわけじゃありません。
一つは飛球線後方にコツンと打って転がします。空いている練習場の朝稽古だから出来るのかも知れません(笑)
ご覧のようにクラブヘッドの後方20センチくらいのところにもう一つのボールを置きます。打つべきボールの真後ろになります。モチロン、テークバックするとこのボールをクラブヘッドの後ろ側でコツンと打つことになります。音もしますし、衝撃もあります。それを気にしないで、と言うよりもキッカケにして スッと テークバックしてトップをどうするとか何も考えずにスパ~~~ンと打つのです。
昨日アップした 「一秒スイング」 を身につけるタメの一環として、私の引き出しの一つを開けて取り出したドリルです。1997年ころイングランドに住んでいた頃にレンジのスタッフと遊びながらやっていたドリルで、ボールの置くポジションによって効能が少しずつ違います。
今回は敢えて、少しクラブヘッドから離すことによって、音と衝撃を受けることを狙っています。転がすと言うより 「打つ」 イメージを強めようということです。ワンスイングで、ボールを後ろに打って、そのテンポを生かして、普通にもう一つのボールを打つことによるテンポアップがポイントです。
やってみると(なかなかやれないかも知れませんが・・・・)、トップが小さめにタイトになり、スピードアップしたスイングテンポになると思います。フォローが大きくなりフィニッシュも大きめになればシメタものですね。
その他の効能としては、テークバックをインサイドに引きがちなゴルファーはストレート&ローなテークバックが身につきますし、腕をロールして開いて上げるゴルファーはシャットフェースを体感出来るようになります。インストラクターの指導が必要でしょうけど。。。
混んだ練習場でやる場合は、ペットボトル(中身の量は力量によって調整)をクラブの後ろに置いて、クラブヘッドで押してどけるようにするのも手ですね。
より良いスイングを目指して皆さんもやってみてください。