あの事件はTODOSがインドネシアの首都ジャカルタに駐在していた80年代の後半の出来事。今、思い出しても背筋に戦慄を覚え冷や汗が出てくるのです。
ゴルフ大好き青年(当時ですよ、今は壮年から老年だと言う噂もありますが)のTODOSはジャカルタ随一の名門コースであるジャカルタ・ゴルフ・クラブ通称ラワマングンのメンバーを「個人」のお金で買って毎週のようにプレーしていたのです。週末だけか?と問われると、商社マンとして日本から出張に来るお客さんの接待を理由(言い訳に)に平日もプレーしていました。
当時、このコースは大統領であるスハルト氏が水曜日にはラウンドするのが恒例になっていたんですね。その事件は水曜日に起こったのです!!
某メーカーさんのジャカルタ事務所長とそのお客さんがプレーしたいと言うので、普通は避ける水曜日にラワマングンに行ったんですわ。大統領は既にプレー中でしたが、インコースをずっと進行していると言うので許可が出て我々はアウトからスタート。その日のTODOSの調子は飛ぶのは飛ぶのですが、フックが止まらなかったのです。
そして悲劇(のニアミス)は某ホールのティーグラウンドで発生しました。TODOSの渾身のティーショットは大きな高いフックボール(決してハイドローとは申せません、m(__)m)となって左の林を越えて行きました。そして、その落下地点と想定される場所はインコースの某ホール!!
「アッ」と思った瞬間、林から眼光鋭い男が2名出てきました。こちらの風体が単なる半ズボンのゴルファーであり、キャディーもコース専属のキャディーであることを確認すると何事も無かったように林に消えて行ったのです。
そう。そこには大統領の組が居たのですな。しかし、まあ危険な状態と言うよりは音がバサっとした程度だったのでしょう。事なきを得ました。ほっ。
それ以降、水曜日のプレーは他のコース限定に変更したことは言うまでもありますまい。
まきはらさ~~~ん
Dari Jakarta ですね
私がそちらに居たのは1980年代、日本経済はブイブイ言っていた頃ですから比較的自由だったのでしょう。でも「原則」禁止だったような記憶もありますが、よく覚えていません・・・。ハハハ
私の時代はゴルフ場も少なかったです。アンチョール、スナヤン、サワンガンなどのパブリックとラワマングンに出来たばかりのボンドックインダとジャゴラビ(最初の18ホール)だけだったかな。 Posted by:TODOS at 2005年10月15日(土) 01:23
お邪魔しま~す。
商社は平日OKのところが多いみたいですねぇ。
良いなぁ。平日は前後気にしないで伸び伸び出来るし、今ボゴール・ラヤが人気なんですが、ここは平日じゃないと行けないですもん。
僕は金融なんですが、平日は基本的に駄目!
お取引先から声がかかって断れない平日のゴルフは休暇申請してプライベートで出てるんですよ… Posted by:まきはら at 2005年10月14日(金) 22:55
gibonさん、nabeさん、おはようございます。(NY時間なので・・・)
そうそう、危なかったですわ。でもジャカルタは色々と楽しい思い出もあって懐かしいです。今ではどんなコースで皆さんやっているのでしょうね。
私の時代は都心ならスナヤン、海辺のアンチョール、名門ラワマングン、新興豪華なポンドックインダ、庶民派のサワンガンバル(ラマも)てなところでした。今は経済も発展し数倍のゴルフ場があると思います。 Posted by:TODOS at 2005年10月12日(水) 22:38
TODOSさん、こんにちは。
私のサイトに来て頂いてありがとうございます。
今はNYのお住まいだそうで、うらやましいです。
それはそうと、大統領に打ち込んだらまずいでしょー(笑)
あと少しで、スハルト大統領暗殺者?、歴史を変えた張本人として名前が永遠に刻まれるとこでしたね(笑)ワシントンDCでゴルフの際は気をつけて下さい(爆) Posted by:nabe at 2005年10月12日(水) 14:17 TODOSさん、おはようございます。
昨日はコメント頂戴しありがとうございました。m(_ _)m
Posted by:gibon at 2005年10月12日(水) 08:58
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