2006年1月9日月曜日

ボビーの切り返し




小さくて見づらいですね。ゴメンナサイ。
ボビー・ジョーンズ大先生の往年のスィングです。

この写真で注目するのが5枚目の切り返しの部分。今のスタンダードで言うとオーバースィング気味のトップからの切り返しの際、明らかにクラブヘッドは後ろ側と言うか背中側に一旦廻っています。6枚目以降にはこの軌跡が残っていますよね。

この切り返しにボビーのリズム感と飛距離の源泉があるような気がしています。最近、「落とす」と言う表現があちこちに見られます。落とすというとグラビティー(重力)で自然落下と言う意味合いに受け取れますが、

どの方向に何が落ちるのか、また落とすのか

書く人、読む人のニュアンスが違うような気がしてなりません。これは「クラブを立てる」と言う表現にも似て曖昧さがどうしても残るような危険な香りを感じます。



で、この写真。右上のトップ位置からグリップの位置は殆ど変わらずにクラブヘッドが背中側にグッと廻っているようにTODOSには見えます。グリップの方向が変化していますよね。

クラブを立てて、グリップをトップから落とすとグリップエンドは右シューズに向かってしまわないのでしょうか?切り返しではグリップエンドをボール近辺(少し内側?)に向ける意識が自然な溜めを生むように思われますが、どうなんでしょう?

難しいですネ。

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