2006年2月9日木曜日

検証 伊沢アドレスシート



12月22日号より転載


私の 2月6日付け記事 にて雑誌付録の伊沢プロのアドレスがそのままでは余りにボールと身体の距離が近いと書きましたら、他でも多くの方が、こんなに近いの?これじゃ打てないよ、って声を色んなところで上げているようです。

一方伊沢プロに心酔するHIROさんがトラックバックしてくれていますが、ここ に書かれたHIROさんの記事によれば4年前の同プロのアドレスシートと単純に比較したら、考えられないほど大幅に身体とボールの距離が縮まっていることが確認されたようです。

伊沢プロに何が起こったのか?と言う疑問やら、雑誌社のミスではないかとの疑惑などが湧いている時に、ふと最新のA●B▲連続写真特集号を見ていて、計ってみればいいじゃん と思ったわけです。
で、定規をあててドライバーの長さを計測すると丁度5.5センチ。ボールの中心と右足つま先までは4.15センチであることが確認されました。(この転載写真でなく、雑誌の実測です)

不勉強で伊沢プロのドライバーの長さが分からないのですがちょっと短め44.75インチとして計算してみると、

85.765センチ

がボール中心と右足つま先の距離になります。
5.5センチ : 4.15センチ = 44.75インチ*2.54 : X

この数値は同じ雑誌から計測した日本人プロの間では一番小さい、ことは事実です。

そして、ワッ●ル誌付録を実測してみると、左足つま先までナント

77センチ くらいしか有りません・・・・

昨年末の連続写真特集で撮影された写真の時から急に9センチも近くに立てるのか?シーズンオフに何かトライアルしているとしたら、そんな時のデータで雑誌付録を作っても良いのか?と言う疑問も出てきます。

傾向を知る為に他のプロも色々と計測してみました。勿論、角度の違う写真を定規で測っている事、ドライバーの長さは45インチを基準にしたこと(片山選手は46センチとしました)ので誤差があることはご承知おきください。因みに、左右の足でずれている場合は平均的なところ(真ん中辺り)で計測しています。

外人選手

タイガー・ウッズ           70.21センチ
ビジェイ・シン            69.48センチ
フィル・ミケルソン          91.02センチ
セルヒオ・ガルシア         83.49センチ
ジム・フューリック          65.31センチ  (最も近い)

日本人選手

片山晋吾               93.47センチ
深堀圭一郎             94.79センチ
丸山茂樹               86.71センチ
今野康晴               91.79センチ
近藤智弘               88.54センチ
宮里優作               86.93センチ
宮里聖志               86.14センチ
矢野東                92.53センチ
高山忠洋              100.23センチ  (最も遠い)

宮里 藍 (番外)          90.92センチ

参考値にしか過ぎませんが傾向は分かるのではないでしょうか?

1.HIROさん検証の4年前のアドレスシートとの違い
2.A●B▲連続写真特集号での写真は少なくとも2005年だと推定されるが
  それでも格段に違う。
3.参考記録として他のプロとの中でも日本人として2.のデータでも伊沢プロは
  ボールとの間隔が狭い。しかし今回のアドレスシートは・・・

更に疑惑が広がるばかりです。。。

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