2006年3月2日木曜日

GolfTec レッスン 12

実は大きな声では言えないのですが(ブログで言っているのだから大きな声も小さな声も無いということは百も承知です。。。)、例の点滴の直前の昼休みTOM君のレッスンを受けていたのです。 「そうなんです、川崎さん」ってぼんちのギャグ知ってる???



で、当然ながら絶悪コンディションですので逆に素直に欠点が出るものですわ。ふらふら状態で数ショットのウォーミングアップ直後のやる気の無いスィングですが・・・
チカラが入らないこともあって左腕のプレーンはかなり綺麗なフラット系になって肩のラインに重なってきています。しかし、遂にTOM君の指摘が重要なポイントに来ました。それは

ショルダー・ティルト 即ち両肩の傾きです。

小さくて見づらいですが真ん中に26Lと言う黄色地の数字があります。これが肩の傾きが左が26度下がっている、ことを表しています。両肩につけたセンサーからの信号でわかる訳ですネ。
6-7番アイアンの場合30度以上33度くらいは欲しいのだそうです。

実はこの欠点はTODOSの熟知するところであって、昔の中村寅吉、橘田規、林由郎、佐藤精一などの大先輩や、好きだった安田春雄プロなどの肩の回し方は地面に水平で顎が左肩に埋もれる傾向があり、それを一生懸命なぞった思い出がよぎります。

そしてその最大の問題点はTODOSの場合は微妙に肩が顎を押してしまい、頭が上に1-2センチずれてしまうのです!!即ち言いたくありませんが「上下動」です。それが引き金となって今度はダウンで左にずれて沈み込むと言う大きな不確実性を生みます。これまでのTODOS golfTEC レッスンを注意深くご覧になっているとお分かりの通りです。

そこでショルダーティルトが32度を越えるとブザーが鳴るようにTOM君が設定。ブザーを聞いてからダウンスィングをする練習を重ねました。



その結果、何とか38度まで角度をつけることが出来ました。テークバックの最初の段階で意識的に右肩を上げて行くと言う以前にも取り上げた方法を用いましたが、こうするとダウンでの頭の左へのズレも極小になることが確認されました。



しかし、そこに気をつけると実はトップがアップライトになってしまうと言う副作用が生じます。論理的に考えてもこれは完全にトレードオフの関係で、どちらかを立てるとどちらかが崩れます。もう一つ別の意識を持たなければ両立しない苦しい状況です。上の2枚は同じスィングですが、トップでのグリップ(手)の位置が右脇の内側に入ってしまっています。正しくは青線のポジションは無理としてもそこに近づけたいところ。



とりあえずこのレッスンの最終地点としてはここまで来ました。勿論、これからこの締まったトップが毎回何も考えずに出来るようにならなければなりません。これは大変なことですが、やるっきゃありません。

この後で、完全に力尽きて、手首のリハビリに行った医者で、内科の診察を受けて点滴に至ったワケです。。。アホかも知れません・・・・・。

(ところで今晩から大西洋を越えてヨーロッパ大陸に3泊+機中1泊で行ってきます。その後休み無くアメリカ西海岸から日本まで廻ります。2006年の強行スケジュール「アーメンコーナー」ですね。欧州滞在中は更新が出来ない可能性もあります。悪しからずご了承下さい。)

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