毎朝の早起き。そして、この画面。
日本のゴルフファンは全員寝不足ですね。私も同じですが、すぐにアメリカに戻るので時差ぼけ調整の予行演習というところでしょうか。ま、そうは上手くはいかないんですけど・・・(笑)
昨年は予選ラウンドで異常にグリーンが硬く、調整を余儀なくされたマスターズ・コミッティーですが、今年は最初から止まるグリーンで演出してきました。少し昔のイメージを取り戻したマスターズですが、結局72ホール終了時点では2桁アンダーとはならず、我慢大会の決勝ラウンドとなり、サンデーバックナインは有力プレーヤーがスコアが伸ばしての戦いではなく、スコアを落としてうつむくプレーヤー、うつむき加減で唇をかみ締めながら我慢する修行僧のようなプレーヤー、やはり全米オープン化してしまったマスターズとの印象は拭えません。
やはり勝者は 「マスターズ・コミッティー」 と言うのがTODOSの独断です。特にタイガー対策は2年連続で勝利をコミッティーにもたらしたと思います。タイガーは4日間を通じてパー5のイーグルは初日の15番のたったの一つだけですから。距離が伸びたことにより、タイガーの飛距離であっても少しミスが入ると2打でグリーンを捕らえることが出来ず、ウェッジが上手なプレーヤーが2打目を刻んでの結果と余り変わらなくなっています。
条件が、オーガスタナショナルで何年もプレーした経験を持つプレーヤーも、最近売り出したばかりのプレーヤーも余り変わらなくなってきていると思います。マスター、マイスター、ともに熟練の技を持つもの達と言うニュアンスだと思いますが、今やマスターズは 「オーガスタナショナル・オープン」 と言う名の我慢大会に変貌したのでしょう。それはそれで時代の要請なのでしょうし、難しいトーナメントであると言う権威を付ける必要性をプライベートクラブの主催コミッティーが感じ実現しているのですから、正しい姿なのだと思います。
TODOS個人としては、フレッド・カプルスの連続予選通過記録が切れたのも象徴的な出来事だったと感じます。そして、上下真っ白なウェアで18番ホールのグリーンにキスをするゲーリー・プレーヤーの姿に感動します。歳をとると懐古主義になるのかも知れませんが、マスター達の祭典のムードが懐かしいですね・・・
PS 画質が綺麗なのでBSのTBSで観戦していましたが、解説・アナウンサーが地デジとは全く異なり好感を持てました。
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