古いゴルファーとしてどうしてもタイトリストに思い入れがあるんです。あの、大衆に迎合しない凛とした佇まいが上級者の使うギア、としての風格を持っています。なんたって形はパーシモンだもの。どうしても戻りたくなるムードを持ったブランドですね。
ドライバーではイギリス時代に975D人気に火がついて暫く使いました。パーシモンのような形状、そしてあの独特な打感が何とも言えなかったなぁ。それから今年まで Titleist のドライバーとは縁がなかった。一度だけLAでゴルフをした際に、友人が準備してくれたドライバーがRシャフトだったのでプロショップにあったデモクラブの Titleist のYS-6のS付きをいきなり使って、やっぱり良いよね、と満足のラウンドをした良い思い出がある。だから、材木育ち世代にとっては正直なクラブとしてTODOSは認知していたんだ。
それが、今年シャフトとヘッドのマッチングが気になりだしてからTODOSとしては久々に雑誌を研究したりショップを覗いたりし始めたんです。そしてある日、近所のショップでたまたまデモ崩れの 983K with Fujikura Speeder が破格で売っていたのを見つけて衝動買い。これは975Dの使用感を彷彿させる、素直なインパクトの音と感触、そして綺麗な弾道で飛んでいってくれた。短いコースのレギュラーティーならこれでOKだよね、でも何となくこのシャフトなのかなぁ、と言う完全に納得していない自分が居たのです。
そんな思いでラウンドした時に同伴競技者が持っていたのが Taylormade R510 TP with 757 S Loft 10.5 と言うスペックのクラブ。自分の Titleist 用の Speeder との違いが気になります。未だ発展途上とはお見受けしますが、この同伴競技者のドライバーの球筋はなかなかのもの。スィングから判断すると突っ込み気味で、相当に振り回しているし、レベルブローかと言われると疑問符がつくように思われます。でもね、彼の放つボールは吹き上がるでもなく良い伸びをしているんですよ。
さあ、こうなると、「ヘッド」が良いのか「シャフト」が良いのか、大いに気になって来ちゃうもんですよね、ご同輩!!そこで出ました恐怖の発言、
「一発、打たして貰っても良いですか?」
快諾を得て慎重に振ってみると(大体、こういうときは慎重に振るから結果が良いのである・・・が)、ナイス棒球!!TODOSの心は揺れ動き、ヘッドの違いではなく
「やっぱり、ちゃんとしたFujikura 757は良いんだ」
との方向に行っちゃったんですよ。
で、e-Bay にて落札したのが写真のモデル。シャフトは勿論、
しかし、軽率なことに983Kと905Tの違いについて、単なるニューモデルで、少し大きくなりよりミスに寛容になったんじゃない、と思いこんでいたのですが・・・・・。
・・・・・・・・・・・・・ !!
何とこれまで伝統の Titleist Wood の材木系インパクト感が、どっかのフツーの金属バット系のカッキーン!!に変貌していたのですねぇ。調べもせずに買うからいけないんですけど・・・。
757自体はちょっと重いけど、体力が充実している状態なら使えそうだし、この重さがリズム形成には良い結果をもたらしそうなのですが、インパクトの打感が従来の Titleist のそれとは違い、何かブランドに対する信頼感が損なわれたような妙な感傷に浸ってしまうロマンチストのTODOSなのです。
Posted by:TODOS at 2005年10月14日(金) 08:13
Posted by:とりあへ at 2005年10月14日(金) 07:15
Posted by:TODOS at 2005年10月13日(木) 18:46
Posted by:ベルベット at 2005年10月13日(木) 18:17
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