2011年2月、9年半滞在したNYから日本に戻り新たな一歩を踏み出しました。ゴルフのスィングのみならず、Jazzのスィングも探求の旅路に出ております。旧ブログもご覧下さい。(http://blog.golfdigest.co.jp/user/teamtodos)
2011年7月7日木曜日
迷子・・・・・
機嫌よさそうにギターを抱えるTODOSではありますが、この直後にとんでもない悲劇に襲われるとは思ってもいませんでした・・・・・。
この日、この場所で開催されたのは 「Jazz アンサンブル・ワークショップ」 というイベント。Jazz演奏初心者のTODOSはこの アンサンブル・ワークショップ というものが何なのかが分からず、マスターに電話。
マスター曰く、「色んな年齢層の人たちが集まって、サックスの先生が教えてくれるんですよ。初心者でも全然大丈夫。大歓迎ですよ♪」 ならば、というのでノコノコとギター担いで出掛けていきました。
集まってきたのは、中年ゴマシオのアルトサックスのおじさんに始まって、BOSEのこれも中年ドラマー、それから少し若いトランペット、更に若いテナーサックス、そこにゴマシオから白がマジョリティーになっておられる風格ある先生。先生はアルトとソプラノを持って来ておられました。
そして、皆さんは円陣を組んで、というか輪になって座り、バリバリと音出し。まあ、このへんで気がつかなければならなかったのでしょうが、要はビッグバンドアンサンブルの練習会だった訳です。。。。
そこへ迷い込んだ可哀想なギター初心者。先生の隣に座らされ、譜面台を準備され、最初に4小節のリフが幾つか書いてあるコピーを渡されました。譜面通り演奏した後はコードトーンをどれでも良いから使って同じリズムで自由に演奏するという練習。確かにコードは書いてありますが、私はコードからコードトーンがこれだ!!とはマダ分からないのであります。。。。少し時間を頂ければ何とかなるとは思ったのですが、容赦なくビシバシと進みます。仕方が無いのでボリュームを下げて迷惑にならないように・・・・・・
その次は3枚繋がった Bird Blues という曲の譜面。どうもCのブルースみたいですが、次々に違うテーマが現れるようになっています。先生は 「Cのブルースですからバッキングしてください」 と平気でおっしゃる。しかし、Cのブルースならば以前ビデオの教材を使って練習したことがあるので、何とかついて行けた。単音でCジャムブルースを弾いたりしながら、皆さんのバックアップに努める。
そして、次は Confirmation だと言うではあ~~りませんか。当然メロディーを私が弾ける訳もなく、コードを見ながら何とか弾こうとするも、ジャズの4和声コードでテンションも入れてジャズっぽく弾くことが出来ず、POPS的なコードで対応。しかし、あ~ここが II-V-I だよねぇ、とか演奏しながら分かってくる。先生は 「何とかいずれテーマを弾けるように頑張ってきてくださいね」 と励ましてくれる。もう、毎月参加するものとの前提が出来上がっているところが怖い・・・・・
さて、先生がおっしゃる。
「今日の目玉をやりましょう!!」 と、にこにこしながら・・・・
何!!チックコリアのSPAINでは。。。。。。。
これもビッグバンド用の譜面で渡されたのはギター用。ま、当然ですよね、ギター抱えているわけですから・・・・
それぞれがパート譜を持って演奏が始まりますが、どこで何が起こっているのかチンプンカンプン。決めのところで、あ、ここか、と分かったりもするのですが、こんなもの自分で弾けるわけもなく、ギターを抱えてはいるものの、カウントをとって小節を追いかけているだけ。。。。
そんなこんなの怒涛の2時間が過ぎました。脳みそが沸騰しております。知恵熱も出ております。改めて譜面を読んでそれを演奏する皆様を尊敬し直した瞬間であります。
なんとなく、ミュージシャンの末席から10Kmくらいのポジションにとりあえず座ったのかな、と思えるTODOSにとっては歴史的な瞬間だった、と数年後に笑って言えるようになりたいと思います。
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5 件のコメント:
ハハハハハハ。
楽しそうー!
お家には迷子にならずに帰れたかな!?
音姫さま、初コメント有難うございます。この迷い道、一体どうなることやら・・・・。
ところでどなたですか???
これって、ゴルフ場に一人で行って、適当に混ぜてもらったら、残りの3人はみんな日本アマ出場経験者だった、って感じですかね?
おもしろろかったです。がんばってください!
Kevinさん、言い得て妙!!座布団上げます。
牙さん、頑張りますよ~~~。
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