2006年2月10日金曜日

パスプロ その”0”




パスプロの基本に入る前に、ちょっと古い人になりますがアメリカのレッスンプロの草分けの1人、ピーター・コスティスがそのレッスンDVDの中で取り上げている「初心者にゴルフを教えるときに最初に使うパスプロ」として紹介しているドリルから。

(バーとボールの間に置いてあるのは30cmの定規です)
まず、上の写真の通りパスプロの黄色いバーを地面に接地させるポジションにします。そしてバーから約30センチ前方をボールのポジションとします。



こんな感じでアドレスを取ります。最初はボールを置かずにこの位置からテークバックして素振りを何度もさせ、地面をクラブで「ブラッシュ」する感覚を初心者に覚えこませると言います。



ポイントはテークバックでもダウンでも黄色いバーに当たらないように「ディセンディング」しながらクラブヘッドのソールを地面に滑らせる、日本語的に言えば下降段階でボールを捉える、まあダウンブローとも言いますが、アメリカではこの表現は使いませんね。

ピーターの説明では地面にあるボールを空中に浮かせる為に多くの初心者はクラブヘッドを持ち上げようとする動きをしてしまう。それを身体で修正していく為にパスプロをこのように使うのだと言っています。

因みに黄色いバーの直径は丁度7cmです。30cm前方がこの7cmの障害物をクリアするには良い距離だとの事です。

パスプロが止められない、そのゼロでした。

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