2006年5月7日日曜日

劇薬マスターの秘密




遂に秘密のベールを脱ぐジェダイマスターのスィング。

まずはアイアンでのプレショット・ルーティーンで何を彼は確認しているかに迫ります。
あくまでも手首を柔らかく一切のリキミを排除して数回軽い素振りをされています。左腕とクラブの角度、右肘の角度が120度くらいでしょうか、柔らかな感じがお分かりになるでしょう。



芝生をブラッシュしてからのフォローの初期段階。ここでのフェース・ローテーションが決め手です。真後ろから見ればグリップ・エンドが見えている筈ですね♪

そして、もう2つの注意点。

1.右踵が粘っていること。

2.肩の向きはスクェアから出来るだけずれない
  (開いていない)こと

ビジネス・エリアの入り口と出口がこの2つのプレショット・ルーティーンの素振りでシッカリと確認されています。毎ショット・毎ショットです。頭が下がります・・・・



アイアンの素振りのフィニッシュはハイフィニッシュを心がけておられる様子です。フェース・ローテーションは使いながらも、使い過ぎないことはやはり方向性を保つには大切なのでしょう。マスターご自身のクラブセッティングではロングアイアンの替わりにクリーブランドのHALO(ハイブリッド)を活用されています。シャフトはDGSLでした。アイアンはタイトリストのハーフキャビティーにプロジェクトXの5.0がささっていました。

決して大男でもパワフルな感じでもありませんが、長年テニスで鍛えたサウスポーであることに一つの秘密があることは間違いないでしょう。みかけだけでは分かりません。一見すると、切り返しマスターの山本信弘プロっぽい印象もありますね。

ドライバーはこのスィングをイメージしながらも、かなり飛ばしに重点を置いたスィングをされるんです。それは次の機会に。

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