2007年9月11日火曜日

締まったトップへの道 その2




左右、微妙に違うハーフウェイバックです。線をゴチャゴチャと引いているので見えにくいですね。昨日の記事にある靴のつま先・土踏まず・踵の3ヶ所に着目してそれぞれ赤・緑・青の線がプレーンの黄色と一緒に引いてあります。若干、フレーム割りが30fpsなので違ってきていますけど、ハーフウェイバックで少し違ったグリップポジションの2つのスィングを比較しています。

素人の分析なので非常に不完全な部分はぬぐえませんし、(しかし、雑誌ではここまでカット割りを気にして分析してませんよね)、どっちが絶対にベターであるかはまだまだこれからなのですが、取り敢えず昨日の記事から少し考察を進めていきたいと思います。

このポジションだけで見ると、TODOSとしても左の方が教科書的なハーフウェイバックになっているように見えます。右は若干ヘッドが垂れているし。。。。でも、着目点はそこではなく、赤のつま先ラインに対してのグリップポジションの違いです。

左はチョット外、右はチョット中に入っていると思います。

それが、どうなって行くのか???????



これが、左のハーフウェイバックから始まるスィングです。

左腕が地面とほぼ平行になっている3番目のポジションでグリップは緑のライン(土踏まず)よりも若干ですが外側にあります。そしてトップでの左腕は仮想プレーンにほぼ平行になっており、これまでの分析ではグッドポジションに見えます。しかし、グリップは青のライン(踵)よりも随分と離れています。

これが締まったスィングに見えるでしょうか??

では、次にハーフウェイバックの右の写真のスィングです。



少し窮屈に見えるハーフウェイバックからスタートするスィングなのですが、3番目のポジションでは緑のラインに乗っており(若干過ぎているかも・・・)、トップでも青のラインにほぼ乗ってきています。まあ、このトップで右の二の腕がもっと青の線に重なるように垂直になるのが格好良いとは思うのですが、いかんせん、硬くなった中年の身体ではなかなかそうは問屋が卸してくれません。。。

けれども、この2つのトップを比較すると、TODOSとしては2番目(最初の写真では右)のスィングに締まりを感じます。スタック&ティルトの実践者であるアーロン・バデリーとまでは到底行きませんが、自分ではそのイメージの追求に近いものを少し感じています。腕半本分だけですけど、低いポジションに収まりグリップが一個分背中側に回るとこうも印象が違うのですね。。。

その序章は3番目のカットでのグリップ位置の高さやシャフトの角度に既に表れていますし、もっと遡ってくると、ハーフウェイバックまでの段階での両肩の傾き、そう 「ティルト」 がすべての違いの発端になっているように思います。

テークバックの初動動作において、グリップ位置を前に出さずに飛球線と平行、いや意識では身体に近付けるくらいのイメージで動かしながら左肩をボールに近付けていく、つまり 「下げて」 行く動きで始め、クラブヘッドは高くキープしながらもグリップは低い位置をキープしてトップまで持って行く。これって、スタック&ティルトの教えとイメージが重なってきます。

ちょっぴり(勘違いかも知れませんけど・・・)、スィッチの在りかが探れてきたような気がしてます。もうチョット進めてみます。

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