さて、2つのトップです。背中のプリント柄の見え具合からも、シャフトの角度からも、上のスィングの方が、良く言えば 「深い」 トップであり、悪く言えば 「緩い」 トップだと考えられます。私の感覚では下の方が好ましいかな・・・・・。
さて、この違いがどこから来るのか?それも最近取り組んでいるスタックアンドティルトを考えているときに気が付いたことでした。
スタックアンドティルトでは、アドレスでの体重を右利きの場合で左足55%、右足45%と言っています。そこを考えながらボールを打っていた時に、あれ?私は左足加重になりにくい感じだな、と思い当たりました。
最近のスィングのアドレスがこれです。アップしてある動画などを調べてみても、大体こんなところです。昔はアーノルド・パーマーやゲーリー・プレーヤーなどどちらかと言うと前者は両膝を絞り、後者は右膝を極端に絞る、ような打法があり、「フォワードプレス」と言う言葉が非常に一般的に語られていました。
ところが、今は両膝を絞り過ぎる弊害の方が強調されたりしているようにも感じます。実際にスタックアンドティルトでも両足(シューズ)をハの字に開いて、膝も開くイメージを出していたりします。
ただ、モノには限度とバランスがあり、私の場合は飛ばし屋の方々とのラウンド機会も多いので、知らず知らずに自分の身体の可動域を超えた動きを求めて、緩めてしまっている疑念が湧いたのです。そこで、修正したアドレスのポスチャーが、下の写真です。
The Golfing Machine の大切なポイントとして Impact FIX と言うものがあります。ラフに言えばインパクトの予行演習ですが、このところサボっていたなぁ・・・・・、とも。。。。。
緩めれば、トップでパワーがリークし、プレーンが破綻する危険性が高まります。何となくボールが飛ぶような錯覚だけにとらわれて・・・・・。
トップ以降も、右膝に意識を置いたスィングでは右半身の押し込みのタイミングが良くなっています。慣れれば安定性の向上が得られると思いますし、結果として飛距離も(特に平均飛距離の概念では)出てくると期待しています。
ゴルフも音楽も、人生でも何でも、「振幅」です。努力して何かを直せば必ずオーバードゥーになって、振り子は反対側に振れてしまいます。そこに早く気が付いて次の修正をかける。そして振幅が中心から離れる度合いが少しずつ減ってくるのだと思います。
では動画での確認。
良い週末を!!
2 件のコメント:
上の写真のトップの方がスタック&ティルトっぽいですね。
でもしかし私も下の写真のトップの方がいい感じと思います。
zさん、上の写真はS&Tじゃなくて、タダのギッタンバッコンです・・・・・
S&Tの左足加重は頭はずれません。下半身で左足加重するのですねぇ。それが柔軟性に欠けると難しいのです。
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