レッスン記事では
「頭は動かすな」 と言う説と 「頭は動かしても良い、むしろ動かさない方がおかしい」 と言う説が入り乱れていますね(笑)
ジャックニクラウスはジュニアの頃からコーチのジャックグラウト氏に髪の毛を掴まれて、絶対に頭が動かないように練習を積んだと言いますし、中部銀次郎氏は壁に頭をくっつけて動いたら額が痛いような状況を作って練習したと言います。
ところが近年の日本のレッスンでは、結構後者的発言をよく見るようになりました。古くは和製ビッグスリーの一角の巨体のお方が 「揺さぶり」 とかおっしゃったのがもしかしたら最初かな???
最近のアメリカの流れを見ると、動かさない方が明らかに主流になっているように思えます。スタック’&ティルト、ショーンフォーリーの流れですね。
もちろん、私はTGM (The Golfing Machine)の AI (Approved Instructor) ですので、TGMの教えに忠実にゴルフスィングを研究しています。
先般のChoice誌の特集には書かれていませんでしたが、
STATIONARY HEAD
と言うのは、The Golfing Machine の骨格の一つなのです。
ホーマーケリー氏は Three Essentials (3つの不可欠な要素) の一番として Stationary Head (頭は動かさない) を挙げています。
ところが私自身は頭を動かしてしまう癖があって、練習を積み、ラウンドを重ねていれば何とかなるものの、体力が衰えてきてラウンド回数が減ってくるとどうも不安定要素の根源の一つとなると思っています。
スパインに対してどう肩の動きが直角じゃなくなる、特に左肩が浮き顎と接近・ないしは顎を押し上げると、頭が動きがちになるので、これをかなりテーマにしてきています。もしかしたら、死ぬまで直らないかも知れませんが・・・・・。
このスィングは7番アイアンでのものですが、頭の動きはかなり少なくなっていると思います。パラパラ動画は上の3枚の写真の合成ですが、トップで若干顔の向きが変わるものの、アドレスとインパクトではきれいに同じ高さと向きを実現しています。トップでも上下動は見られません。
100万回、練習するのみです!!!!
============= 追記 ==============
カリフォルニアの凄腕ゴルファーのやきそばパンZさんから、ご指摘がありましたのでビデオをよくチェックしてみました。
トップと切り返しからのダウンを切り出して並べてみました。画像処理の関係で厳密に高さが揃っていないかも知れませんが、シッティングダウンはかろうじて起こっているようです。ここからインパクトに向かってまた上がってくるのが実態だと思われます。パワーの蓄積は余り見られませんね、残念ながら・・・
更に、下の写真の若武者のスィングなんかは、アドレスからトップで下がり、インパクトで更に下がります。。。。 こんな真似はわれらロートルにはとても出来ません・・・・・
2 件のコメント:
TODOSさんのパラパラは頭が全然動いていませんね。
向きが変わっているだけで。
膝のクッションを使って飛ばうタイプの人は頭が少し上下動するのが自然じゃないでしょうかね? 以前のタイガーとかもそうでしたし。
(2万回でいいんじゃないですね?(笑))
zさん、動画の超スローの時にマウスポイントの先端を帽子の丈夫に置いて再生すると、動いているのが分かりますよ。(笑)
やはり、トップで少し浮いて、切り替えしで沈み込み、インパクトに向かって少し浮いて来ます。アドレスとトップ、インパクトだけ切り取ると余り動いていないようですが・・・・・
これは GolfTEC などで線を引いて分析すると嫌になるほど明確に分かります。V1でも出来ますけどね。
昔から100万回がパターンです(笑)
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