2013年5月1日水曜日

CASIO Hi Speed EXILIM  マニュアルに載っていないよ~~~



さて、この静止画を見ても多分どなたも何の違和感も持たれないと思います。この写真、スロー動画(240fps)から切り抜いたものか、ノーマルスピード動画(30fps)から切り抜いたものか、どちらだと思いますか?

シャフトがくっきりと止まって写っているので、これはスロー動画(240fps)から切り抜いたものと思われた方は基本的には正解です。でも静止画として全体のシャープな写りはちょっと違うのです。ここに注目すると、これはノーマルスピードの動画(30fps)と思われるのです。でもノーマルだとシャフトは見えない筈。

こんな風に・・・・・




実は正解は、ノーマルスピード動画なのですが、シャッタースピードをかなりの高速、2400分の1、で撮影したものなのです。




私が毎日使っているカシオ製のハイスピードエクシリム EX-FH100 はいわゆるコンデジ(コンパクトカメラ)なのですが、ちょっとだけマニュアル機っぽく、シャッター優先、絞り優先、マニュアル撮影が可能なのです。これまでは単にスロー動画などを撮影するゴルフ用と割り切っていたので、このモードダイアルの赤いポジション、つまりオートポジションだけ使っていましたが、今朝は気が付かないうちにシャッター優先モードになっていたのです。単にケースに出し入れする際にたまたまそうなったものと思われます。


この状態で明るさの設定をしていたら、いつもは出て来ないシャッタースピードのトグルがあることを発見。デフォルトは確か3桁の数字だったと思いますが(マニュアル読んでも出てません・・・)、これを2500分の1に設定して撮影してみてビックリしました。




静止画を切り出すと、最初の写真のようにシャフトもヘッドもクッキリ見え、ナンとインパクトまでシャフトもヘッドも見えるじゃあ、あ~~~~りませんか!! 
ま、この逆シナリは動画シャッターのイリュージョンで、特に私のヘッドスピードが速かったり、インパクトできれいにグリップを止めてヘッドを加速させている訳ではないと思ってます(笑)


ともあれ、動画にもシャッタースピードがあり、それが30fpsだったり240fpsだったりで撮影しているということが分かりました。ところがマニュアルにはそんなこと一つも書いてないのですよねぇ・・・・。


もちろん、高速シャッタースピードで超スローも撮影出来るかも知れませんが、多分光量不足で暗い絵になるのかな? 

あらたな発見でした。



逆しなりについては以前スマホ撮影の時にも話題になりましたが、多分シャッタースピードのマジックのようです。上記扇風機の動画で羽が伸びたり縮んだりするのもこのイリュージョンの一つなのかと思います。







取り扱い説明書は余り真面目に読まないタイプの私ですが、書いてないことには読んでも仕方ないですよねぇ~~~~(笑)


3 件のコメント:

yspw さんのコメント...


面白いですねー。


私はなんか買うと隅から隅まで取扱説明書を読んでから電源入れる変わり者なのですが(笑)、

私が買った機種はかなり前のEX-FC100という機種でしたので、そのような機能は付いておりませんでした。(^^;

サンディエガン (Masao Sugimoto) さんのコメント...

「日本人は取説を読まない」
という都市伝説があります。

あっ、Zさんごめんなさい。

TODOS さんのコメント...

zさん、そりゃぁもしかしてバリバリのエンジニアさんですか??
コンデジとDSRの中間機種は結構色々とついているものですね。

サンディエガンさん、このたびは本当におめでとうございます。アメリカ人はもっと読まないのでは??(笑)