2011年2月、9年半滞在したNYから日本に戻り新たな一歩を踏み出しました。ゴルフのスィングのみならず、Jazzのスィングも探求の旅路に出ております。旧ブログもご覧下さい。(http://blog.golfdigest.co.jp/user/teamtodos)
2013年9月11日水曜日
グリップ軌道からスイングプレーンを考える
宝の山、Youtubeを見ていてこのルーク・ドナルドの動画に行き当たりました。
何気なく見ていると、「あ~~、美しいテークバックだなぁ」 程度なのですが、よく見るとグリップの軌道に新たな発見がありました。
スイングプレーン論は往々にしてクラブヘッドの動きばかりに目が行ってしまうことがありますが、忘れられたグリップ軌道に着目すると、ありゃりゃ~~~~~。
この4枚の写真でルークのグリップがどういう軌道を通っているのか?
パラパラ動画で確認・イメージを作ってください。
かなり低く、インワードにグリップが動いています。
ハーフウェイバックでいきなりインワードに入り拇指球の上辺りに来て、左腕が地面と平行になるポジションでは既に右肩の下(足で言えば、土踏まずから踵近辺)、そしてトップになると右肘と右肩の間(足では踵の外側)へと動きます。
恥ずかしいので比較はしたくはありませんが・・・・・
これが2日前の夜練でのカットです。単独で見ると、まあまあかなと思えるスイングなのですが、ルークと比べると大変なことが発覚してしまいました。
ルークと同じカットでの比較ですが、ハーフウェイバックで、クラブヘッドはグリップより外側にあって、クラブヘッドの軌道としてはインサイドに回りこむこと無く第一関門は通過しているように思っていましたが、グリップの位置がルークに比べると大きく違います。
まだ爪先よりもボール側、アドレスでのグリップ位置とほぼ変わらない位置にあるのです。と言うか、それが正しいと思っていた節があります。
で、左腕が地面と平行のポジションでやっと、肩と首の間に来ますが、ルークは既に肩の真下です。トップでやっと右肩のポジションとなります。
あ”~~~~~、嫌だ嫌だ。
トップでスパインが変わって身体が浮く、同時にパワーが逃げてシャフトに負荷がかからない。ハイ、そうです。典型的なわたしの長年の悪弊です。
子供の頃にジャック・ニクラウスがアップライトスイングだともてはやされ、ゴルフを始めたらジャンボ尾崎が大活躍する中で、我々世代は次第に毒を盛られ、グリップは高く、正面から撮影したらシャフトは頭の上に見えていなければならないと思い込んでいました。
そのままの思い込みでトップでもグリップは首と右肩の間上方に置いておけば、スパインは崩れないのかも知れませんが、アメリカでプレーンを研究した私は何とか右肩の上にグリップをもってきたかった・・・・・。
言い訳はこのくらいにしておきます。
では、どうすれば良いのか??
クラブヘッドの軌道はOKと仮定して、少し着目点をグリップ軌道でのプレーンを考えていくことにします。最初の一歩はテークバックの初動からインワードに低く動かして、結果としてフラットな左腕を実現すると同時に実はシャフトを立てて使うことを追求します。
相変わらずの試行錯誤ですが、終着駅に近づいて来たと言う幻想(?)を抱いてワクワクしている自分がいます。
経過に乞うご期待!!
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