切り返しは下半身主導、というセオリーは広く知られていて下から順番に動かしていき最後にクラブヘッドが動くというシークエンスが大切だと皆さんもご存知のことと思います。
では、「どっちの下半身?」との疑問に対する答えを考えてみたいと思います。私の場合は基本的にスィンガーを標榜しており、左半身で引っ張ろうとする動きを中心にスィングを組み立てて来た傾向があります。
その中で残念ながら染み付いてしまった欠点は 「ブロック」 してしまうこと。特に6年ほど前から右膝を左膝に寄せるのではなく、逆に距離を保ちながら伸ばしていく方向を追求したことが、加齢による身体的可動範囲の制限との折り合いがつかなかったようです。
「ブロック」すると左へのスペースが出来なくなり、腕の振りが強調されて左へのミスが多くなり、それを防ぐのに徐々にインサイドアウトが強くなって右に出して戻してくるのが持ち球になって来たのではないかと推察しています。
ご覧頂いている写真は共にプレショットの素振りです。かなり誇張・強調があることはご承知おき下さい。ただ、自分のイメージとしてはこのくらいのスィングでボールを打ちたいと思います。実際には無理ですけど・・・・(笑)
一見するとグリップが左に流れているようにも見えますが、ダスティン・ジョンソンあたりはこのくらいやってますよね!!
では、パラパラ動画で見てみましょう。
残念ながら現段階ではこのスィングではボールが打てません。実際に打つとかなり保守的になってしまうのは辛いところですが、それでも自分の中では大きく違うセンセーションを感じています。
この右膝をドライブするイメージでの実際のインパクトはこんな感じで切り取れました。私達 The Golfing Machine で言うところの Flat Left Wrist と Bend Right Elbow が実現出来ているのが嬉しいところです。もう少しヒップターンが深く左サイドにより大きなスペースが出来ると良いのですが、今後の課題です。
素振りと実際のボールを打つスィングを Youtube 動画にまとめましたのでご覧下さい。
そろそろ寒くなり始めた関東地方ですが、これからの1ヶ月くらいがベストシーズンと捉えて実験を積みながらラウンドを重ねたいと思っています。
0 件のコメント:
コメントを投稿