2006年4月27日木曜日

フェースローテーション

今から10年と少し前のイギリス駐在中、第一次レッドベター理論がニックファルドの大活躍によりもてはやされていました。その時にレッドベター理論を身に付けたツアープロから随分とレッスンを受けたのですが、大きな過ちを2つ犯してしまいTODOSにとって暗黒の時代に突入した訳です。一つ目は何度かブログで触れましたが、トップからのグリップ・手の垂直降下(以前の記事は ここ と ここ )、そしてもう一つが ゼロ・フェースローテーション なのです。




余り良い写真になりませんでした クラブも持っていない出張中のホテルの部屋なのでパソコンケースをフェースに見立てています。

アドレス時に飛球線に対して直角なフェースをフォローでシャフトが地面と平行(写真はずれていますが)ポジションでもそのままの状態で、単に90度向きを変えるのが正しいと思っていた訳です。確かにショートアイアンになればなるだけ、この動きは正確性を出してくるのですが・・・・

これに対して、先の世界標準のドライバーDVDで紹介した井上透プロコーチの教えは



フェースは30-45度地面に向く!! というものなのです。

golfTEC のスィング解析で私のフォローでのクラブがアップライトに縦に抜けてくるのがプロと随分違うと悩んでいた訳ですが、ここにポイントがあったのだと思います。

想像すると解るのですが、上記の写真からフィニッシュに至る過程ではシャフトは立ってきて左肩と首の間に縦に抜けてくるのが、下の写真だと左肩方向に斜めに抜けてくるのです。これまでバックスィングからダウンまでのスィングプレーンをアドレスでのシャフトプレーンに合わせる努力をしてきたのですが、フォローでもこのプレーンに載せるにはフェースローテーションが不可欠であると理解が進んできています。

井上透プロコーチの推奨される 水平素振り でのフィニッシュポジションでフェースは真下(地面)に向くと言うのが、ここでの下の写真のスパイン(前傾角)を垂直にすると、フェースが真下を向くイメージが出来てきませんか?

これも 劇薬 の一つでしょう。ただし、今までの劇薬はイメージの世界だったのですが、この劇薬は現実の世界に限りなく近いのです!!

ブロコンは今週末、今頃こんなことでは間に合わない・・・・

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