2011年2月、9年半滞在したNYから日本に戻り新たな一歩を踏み出しました。ゴルフのスィングのみならず、Jazzのスィングも探求の旅路に出ております。旧ブログもご覧下さい。(http://blog.golfdigest.co.jp/user/teamtodos)
2013年8月20日火曜日
ウクレレコードの不思議 その2
再び、ウクレレに特化した記事になります。
かなり、ややこしいです。。。。。
自分の勉強の為の記事なので、スルーして下さい。
私にとっても頭の体操かも。
さて、どう押さえているかを把握しましょう。
1弦から3弦までは5フレットをミニバレーして中指だけで押さえ、4弦は4フレットを押さえています。実音は
1弦 = D
2弦 = A
3弦 = F
4弦 = B
になっています。
このコードは実に4つのコードネームがあるのです。
まあ、どれにしても、一般的にハワイアンなどをウクレレで弾く場合には余りお目に掛からないコードなのですが・・・・・(笑)
① コードネーム G で考えると
まず最初は G9 。そもそも 9th なんてコードは一般的ではありませんが、普通の7thコードのテンション入りです。
ルート G
3度 B
5度 D
7度 F
9度 A
なので、この押さえ方ですと、最も基本となるルート音でありコードネームに表れているGがそもそも入っていない4音構成となっています。
② コードネーム D で考えると
では、次に1弦のDをルートとして見ていくとメジャートライアドは
ルート D
3度 F# (Gb)
5度 A
2弦Aが5度、3弦Fが短3度、4弦Bが6度 となるので Dm6になります。
③ コードネーム B で考えると
4弦のBをルートとして考えるとメジャートライアドは
ルート B
3度 D# (Eb)
5度 F# (Gb)
1弦Dは短3度、2弦Aは7度、3弦Fは短5度、となるので Bm7(b5)。
④ コードネーム Db で考えると
そして、最後にややこしい極みですが(笑)、Dbなんて言うどこにも出て来ない幻のルートで考えるのですが、実はこの捉え方がジャズでは非常に大切なのです♪
メジャートライアドは
ルート Db
3度 F
5度 Ab
3弦のFが3度であることだけが分かります。(爆)
1弦のDはルートの半音上ですから b9 になります。1弦トップノートがフラット9なので、フレットを小指でずらせば9thとシャープ9が簡単に出来るのがこのコードフォームの極めて大切なところですね。
では、2弦のAは・・・・。さっきトライアドで Ab=5度 だったからシャープ5か?と言うとこれがそうは言わないのが不思議なところ。Bbが6thであり、別名13thなので、ここは A=b13th というのが正解なのです。(理由は聞かないで(爆))
ですから(強引に) Db-13(b9) と言うのです。
まあ、ウクレレでそんなキーが出てくることは滅多にありませんが、例えばキーがFの時にドミナントのC7が当然出てきますが、その時にこの押さえ方を1フレット下げて、3フレット・4フレットで押さえると C-13(b9) となりますが、小指で1弦6フレットを追加で押弦すると C-13(#9) となって交互に使うと、ジャズで良く聞く響きが出るのですね。
あ~~~~~、頭がこんがらがった。間違っているかな????
大丈夫か、オレ・・・・(笑)
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