飛行機の左旋回ではありません(笑)
先日ゴルフネットワークで私の尊敬するインストラクターのマーティン・ホール氏(彼は The Golfing Machine にも造詣が深い!!)がこんな事を言ってました。
「私の悪い癖は両肩が十分な角度で回転せずに(地面と)平行に近くなってしまうこと」
これって日本特有の現象かと思ったらイギリスでもそんな流れがあったのですね。日本特有というのは、カナダカップにも優勝したニッポンのタイガーからの潮流で、多くのプロが身体は水平に回せ、と言うレッスンが主流でした。
その後にアップライトスイングが流入したので、肩を水平に回して手を高く上げる、結果として顎が左肩に埋まってしまう、女性ならシャツの左肩にファウンデーションがべったりと付いてしまうことになったり、アマチュアは大いに回り道をさせられたのではないでしょうか?
このところになって、背骨の軸の傾き(スパイン・アングル)に直交して肩を回すのが正しいとビデオ時代の若手インストラクター達が言ってくれるようになりました。
両肩にクラブを背負って、アドレスの角度を付けてからスパイン・アングルに直交して肩を回すドリルをやったことが皆さんもあるのでは??
ハイ、私もやりました。でも実際のスイングとなると何故かその角度をキープするのは結構難しいのは人間の身体の構造なのかも知れません。
この写真の右に写っている赤シャツの方がバイオ・メカニクスの専門家の人で、ゴルフにおける身体の回転は背骨軸でクルンクルンと回るのでは無い、もっと3次元的な複雑な動きであることをセンサーをマーティン・ホール氏に付けて説明していました。
実はスタック&ティルトのお二人もゴルフスィングにおける身体の動かし方については同様の3次元的分析をしています。
この写真はオリジナルからの転載ですが、この通りテークバックを説明しています。実はフィニッシュに至るところではもっと過激(?)な身体の使い方を推奨していて、軸回転と言うコンセプトを根底から覆しているのですが、これは別の機会にご紹介しましょう。
両肩にクラブを担いで肩を回すのと、このやり方とどちらでも自分の感覚に合うやり方で良いと思いますが、ポイントは
★ 顎が左肩と離れていて、顎の下に左肩が入る。 ★
ことが実現出来ればOKです。
2 件のコメント:
「左肩を回せ!」となると可動域以上に回そうとして最後は上がってしまうのかも知れません。あ、それ私です。
これは師匠、ようこそです♪
いえいえ、それは私です・・・・・。
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