お洒落なエリアではございませんが、荒川沿いの倉庫街の一角にあるのがピンゴルフジャパンの本社です。
本社・工場・倉庫をすべて兼ねているみたいですね。
3月8日に発売になるG25を1ヶ月ほど前に試打しながらフィッティングを受けられる経験はここ本社だけじゃないのかな?
先日マークさんのスタジオでG25のドライバーを打たせてもらってとても良い感じだったので、本格的にやってみようと予約したのです。
本社の事務スペースの横に広めのベイが一つあります。フィッターの方は何人か居られるようですが、ベイは一つなので一度に一人しかフィッティングは受けられないようですが、無料で受けられることもあっていつも満員盛況らしいです。
アイアンはシャフト着脱式のフィッティング専用。一番上にあるのがG25ですね。色が少し茶色っぽくてとても格好良いですよ!!
フィッティングの前に、体型を計測してアイアンのライ角度と長さを決めます。私の場合は、ブラックで0.25インチ短いのがベストだと言うことが分かりました。ずっと以前は日本人の標準体型だとオレンジと言うことが言われていたようですが、最近は少し変わってきているのかな?
そして、グリップの太さは少し太いホワイトが合うようでした。
最初は7番アイアンを使って体をほぐした後に打って行きましたが、いきなり問題が発覚!!
今の私の打ち方だとインパクトでシャフトの先が使えておらず、ハンドファーストでディロフトしているために打ち出し角が低くてスピン量が足らず結果としてフライトが低くて飛距離が十分出ていないということ・・・・・ガビーン!!!
シャフト選びでこの問題を解決するには TFC360i Stiff と言う68gのカーボンが良いようです。このシャフトならば高めのフライトで飛距離も十分出ています。
試しにダイナミックゴールドS200を打って見ると案の定フライトは低く距離も出ません。体力の衰えに逆らうのは無駄な抵抗と言うところですね(笑)
そして、FWまでの繋ぎにハイブリッド(ユーティリティー)を使うのかどうかをチェック。5番アイアンまでは距離の階段が出来ているので、次を4番アイアンにするかハイブリッドにするのかを打ちながらコンピューターの計測をしていきました。結果としては、今はハイブリッドよりも4番アイアンの方が結果が良く何故かボールの高さも出るのです。決め手はキャリーとランの比率。確かにハイブリッドの方が強いボールになりますが、スピン量の問題で私には4番アイアンの方が止めやすく、5番アイアンに対して飛距離の差がきれいに出るという結論でした。
となると次は20度のハイブリッドではなく、21度の7番ウッドが明らかに良い結果でした。G25のショートウッドは美しいヘッドでこれならOKです。では5番・3番ウッドにするのか?と言うと、ウェッジ4本になりそうなので、7番ウッドとの組み合わせは4番ウッド(16.5度)が良いでしょうという結論になりました。
そして、いよいよドライバー。
オリジナルカーボンのTFC360も悪くはないのですが、どうしてもインパクトでシャフトの振動を感じてしまうので、カスタムでフィッターのお勧めの2本、ランバックスSとディアマナBを比較。ボールスピードが60mを超える安定度でディアマナBに軍配が上がりました。カスタムシャフトは21000円のプラスとの事。
ロフト選びは9.5度でした。10.5度も試しましたが、ボール初速が少し落ちてしまうこと、そして9.5度でもティーアップしたドライバーは私はキチンと打ち出し角とスピンが適正なので、9.5度でOKとなりました。
ウェッジはツアータイプも試しましたが、結構今度のG25のウェッジは良い感じで、もしかするとアイアンと同じシャフトで50度のUW、54度のSW、58度のLWのセットになるかも知れませんね。
最後にパターですが、長さ調整の出来るスコッツデールTRがとても良い感じ。iPing も使っていろいろやりましたが、私にはフェースバランスが向いているようです。選定はTATUMがベストでした。
これは一日も早く入手したいです!!予約しようかしら・・・・・・
還暦記念にクラブを総取替えしたい衝動もありますが、慎重に事を運びたいと思っています。
やはり一番気になるのは、アイアンからFWまでのボールフライトとスピン量。これはやはりスィングで修正した後にもう一度フィッティングを受けたいと思っています。
その意味では永井プロ秘伝の 「寸止め」 鍛錬で、シャフト先端に仕事をしてもらうことを会得するのが良いと自己診断しています。
1ヶ月ほどしたら再度フィッティングチャレンジしたいと思います。